こんばんはtmcです。
カサンドラ、ついに最終回です。
なんと全91話、10年近くも続いてしまいました。
多分一生に一度の大長編だと思います。
もうちょっと早く描き終えられると思ったんですけどね……
2〜3年目あたりから「これを描き終えたら本格的に婚活するんだ……」
みたいな呪詛を自分にかけてました(^^;)
もうこんな長いお話は描けない、描きたくない。
カサンドラを描いている間、周りの環境もずいぶん変わりました。
引っ越し1回、転職4回、取った資格2つ。いまだに安定しているとは言い難いです。
良い子は真似しちゃいけない生き方です。
世の中自体の変化も相当ですよね。コロナ禍も現在進行形ですし。
予言少女のお話を描こうと思ったきっかけは
過去に自分自身が予知夢らしきものを見てしまったこと。
誰かそういう体験をした「仲間」が見つかるといいな、と思ったこと。
幸か不幸か、現在は不思議な夢も前ほどは見なくなりましたが。
(ライムントの劇中セリフにもその名残が現れています。探してみてね)
んで。「カサンドラ」描き終えてわかったんですが
10年近く長編を描いてみて
得られたもの&習得したもの
●もの凄い達成感
●同じ趣味の友人、多数の読者様
●クリスタの使い方
●手抜きの仕方(コピペとか)
デメリット&得られなかったもの
●思ったより画力が上がらない
●同人誌版を出しても売れない(そして在庫が残る)
●人生のいろんなものが犠牲になる
●どうしても他の作品を描く時間が削られる
特に二次創作など、「今しか描けない」系のものが描きづらくなる
長編のここが大変!
●新規読者が増え辛い
●他作品とネタが被っても軌道修正ができない
(小ネタとかは意図してパロってましたごめんなさい)
●定期的に過去の話を読み返さないと細かい設定を忘れる
これから大長編にチャレンジしたい!という方、
もしいらっしゃいましたら、ご参考に(汗)
最後に。
「カサンドラ」はウェブ上からリアル家族に至るまで、
沢山の方々の協力と存在無くしては完成し得なかった作品です。
本当は最終ページに、映画のエンドクレジットみたいに
全員のお名前を挙げようと思ったのですが、
とても1ページに収まらないことに気づき、やめました。
なので、この場で改めて関わって下さいました皆様に感謝の意を。
私のような素人が描いた、
たいして上手くもなく、古臭く、ハイセンスからはほど遠く、
ただただ長い作品にお付き合いくださりまして、本当に有難うございました。
今後の更新予定は未定ですが、
いつの日か、
また、どこかでお会いできましたら幸いです。
tmc

3