
Econochrist - RuiNation
Econochristは後期のカオティックなサウンドのほうが評価が高いと思うし、自分もその頃のイメージが強かったけど、初期の音源も改めて聴くと素晴らしかった。USハードコアを基本にしつつも、暗く感情的で奥行きの有るサウンド、ボーカルのちょっと気怠い感じも逆に凄く感情的。ちょっと地味に聴こえるかもしれない、暗闇に自ら迷い込んでいくようなイメージの中に、その後に繋がるアイディアとセンスが光る。過渡期というわけじゃ無いけど、その後のサウンドが突然出来上がった訳じゃ無い事も分かると思う、この時点での完成型。90年Very Small Recordsからの1stLP。

No Less ・ Agents Of Satan / Distorted Transmissions split
No Less ・ Potato Justice / Andale Cabron Split
No Less最高!
INJURY TIME / Demo Collection
05.06年のデモを纏めたCD-R。LBU勢大量参加で強烈で渋いタフガイ・ハードコア。アルバムも楽しみです。
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『007 カジノ・ロワイヤル』
常に顔には疲れと擦り傷が残るダニエル・クレイグが渋かった。そこまで荒唐無稽な設定も出てこないし、主人公が超人的な活躍もしない(というかあんまり良いところが無い)設定、『ボーン・アイデンティティー』シリーズのような渋さが有る気がします。前にダニエル・クレイグの顔が冷戦以降のスパイの顔だっていう話を友人とした気がするけど、「冷戦時代のスパイでは考えられない…」みたいな台詞が出て来て、やっぱりそうかとちょっと納得しました。個人的なハイライトは全裸での拷問シーン…。続編もDVDが出たら観よう。
雨でバランスと予定が崩れました。