
CLIKATAT IKATOWI/River of Souls
GRAVITY 32,1998年のリリース。
派手でも激しくも無い、深いカオティック・ハードコア。
90年代はハードコアが凄く面白かった時代だと思っていて特別どのシーンがヤバかったって言うわけじゃ無くて、それが細分化していったりした過程も含めてちょっと特別だったんじゃないかと。自分は95年位からそういう音楽を聴き出していて、その頃から盛り上が始めてた激情HCの"シーン"に入れこんだりしつつ、スラッシュ・リバイバルとかもフォローするみたいな聴き方をしていて満遍なく色々聴いてた訳じゃないんすけど、年月がたってそういうモノの付加価値的な底が割れちゃった時に、純粋に音楽として聴き出してもやっぱりあの時代の音楽っていうのは凄くヤバかったし少なくても自分には特別な時代だったんじゃないかと今は思ってるんですが、それで、他の"ジャンル"の音源とかを聴いた時にも、思い込みかもしれないけどあの時代の共通した雰囲気みたいなものを感じて、当時取りこぼしてたというか、無視してしまっていた部分を今取りかえしてるような感じも含めて90年代の音源を色々聴いたりしてます。といっても、当時も今もミーハーな感じっていうのは有ったりするし、新たに「90年代」っていう付加価値を自分で付けただけのような気もしてますが、今はそういう聴き方も個人的には面白いと思ったりしてます。同時に前にコメント欄で話したけど、やっぱりリアルタイムで聴かないと絶対に理解出来ない部分も有ると思うので、00年代、今のバンドも満遍なく色々聴けたら良いのかなとも。
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買おうと思いつつ手を出してなかったCAPITALIST CASUALTIESとHELLNATIONのスプリット、ユニオンでは売り切れてるんすね…
山上たつひこの「がきデカ」を読む。
ギャクというかなんというか、なんか凄い気はするけど…って言う感じでした。