
昨日は日本武道館に『TOTO』を見に行って来ました。
お目当ては勿論スティーヴ・ルカサー。今までにルカサーは2回見ているし、ルカサー本人のギターをライヴ中にタッピングしたり、アームをグアングアン回したりした事もあるんだけど (笑) 本家である『TOTO』でのルカサーは見た事なかったのです。やっと「Child's Anthem」も「Georgy Porgy」も「Rosanna」も「Africa」も聴けたし、さらにマイケル・ジャクソンの「Human Nature」までやってくれたのだ。これは先日クインシー・ジョーンズのライヴに『TOTO』メンバーが参加した時にも演奏され、ルカサー自身が興奮気味にツイートしてたのが記憶に新しいよね。
今回ヴォーカルはボビー・キンボールではなく、「スター・ウォーズ」などの映画音楽家ジョン・ウィリアムズの息子ジョセフ・ウィリアムズ。なんか悪者のロックスターみたいな感じでコミカルに動き回ってたし、歌声も素晴らしかった。デヴィッド・ペイチが少年ジャンプでお馴染み「ワンピース」のチョッパーの帽子を被ったりしてふざけているくせに、どの曲もすごく新しくアレンジされ難解なフレーズ連発だった。構成がややプログレッシブになり過ぎていて、お客さんの手拍子が置いていかれる事もしばしば…。
ルカサーに関しては「Rosanna」を生で聴けた事に尽きる。トニー・スピナーがいない分、ルカサー100%で堪能出来ました。ヌーノやロベンとのセッションとは違い、自由に生き生きとロックギターを弾いているご様子でした。ギターアンプがボグナーだった事もギターキッズ的視点からは見逃せない注目ポイントでした。

終演後、帰りに遭遇したネイザン・イースト
俺も撮られてるからいいよね。ツーショットも撮ったんだけど恥ずかしいから公開はしないです。付け加えれば、ネイザンは『TOTO』のメンバーではないんだよなー。