朝食後グイドがまたサンジミニャーノまで送ってくれる。なんとか勘定を取ってくれるように頼んだのですが「ウリンニャーノにある自分の家だと思ってくれ」と言われた。彼が我が家に来ていたときも同じ事を言った覚えがあるのでので引き下がる事にしました。

サンジミニャーノ城門のところで車を降りて、城門からすぐ近くにあるレストランの上にあるホテルにスーツケースをがらがら押していきました。入り口で通りを眺めていたご主人が直ぐ気付いてくれました。娘はさっさと中に入り多分厨房のあたりから大きな声で再会を喜んでいるのが聞こえました。まだチェックインには大分早いのですが荷物を預かってもらい、昨日約束した製作中の13世紀サンジミニャーノ模型を見学させてもらいに行来ます。




案内してくれるマリオさんの店は井戸のある中央広場に面したカフェで約束の時間に待っていてくれました。
流石地元の人最短距離で目的のアトリエに付きました。1300年代のサンジミニャーノの資料を色々な大学で調査する事からはじめたそうです。それからが大変で当時の資料はラテン語なのでそれをイタリア語に翻訳して、
準備期間に1年作り始めてから5ヶ月そして8月が完成予定です。
アーティストの坊やがミニカーで遊んでいました。きっとこれ以上の玩具はそうないでしょう。
後からミニチュアの人物を入れて完成です。完成すると有料で5ユーロの料金で見せるそうです。日本人をたくさん送り込んでくれと頼まれました。
今日の昼飯はサンドロ、フランチェスカのバールでいただくことになっています。
その後バスでシエナに行き、例の競馬で有名なカンポ広場を見物しに行く予定です。