皇室・天皇家の危機的状況が今なお続く昨今において、久しぶりに素晴らしいニュースが舞い込んできた。
秋篠宮文仁親王殿下・紀子様ご夫妻の間に、第三子となるお子様が誕生することになるようである。
皇太子ご夫妻の諸問題のしわ寄せを受ける形で、沢山のご公務に忙殺されている秋篠宮ご夫妻であるが、今年の「歌会始」では「コウノトリ」を題材とした短歌をお二人ともにご披露なさったという。
おそらくは当人だけにある確信のようなものが手伝ってのご示唆であったのだろうが、皇統問題に首を突っ込んでブログ記事でも多く取り上げている私などは、やや不謹慎にも喝采を挙げたくなってしまうものである。
とはいえ、お子様が男子であれ女子であれ、我々の立場から為すべき道は依然として変わりはないであろう。
旧皇族の方々の復帰を真剣に(皇室も交えて、深い議論のうちに)検討し、万世一系にして世界最高権威である誇りある文化・伝統に相応しい解決策をこそ導き出さねばならない。
小泉首相は「反対派には対案がない」などと言っているようだが、冗談ではない。そこらの右派系ブログをざっと見ただけで、対案など山とあるのだ。(方法論はいくつかの手段に絞られるとはいえ)
拙速なる皇室典範改訂、「臣による皇位継承の大変革」は防がねばならぬ。仮に女系があるとしても、それは明治時代に元老院も検討したごとく「万策尽きた時」に限られねばならない。他に策あるうちの「変革」は、すなわちクーデターである。
これを天の……いや、日本を見守りし「アメノミオヤ」の配剤であると思うのは、贔屓の引き倒しであろうか?
ともあれ、秋篠宮ご夫妻の……特に紀子妃殿下の、そしてお子様の健やかなるを切に望むものである。
おめでとうございます。

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