2021/6/29

東京オリンピックと二重基準  政治

東京オリンピックまで3週間余り。首都圏でのコロナの状況は危うくなる一方ですが、関係者の動きを見ていると、このまま本気で開催するつもりなのでしょう。僕は反対の声を収めるつもりはありませんが、強行された場合、悲劇的なことが起きないよう祈るばかりです。

まだ政府やオリンピック実行委員会の人たちは、安心安全と念仏のように繰り返しています。まるで安全に行うための道を示すこともなく。先日のウガンダ選手団への対応のずさんさには開いた口が塞がらなかったです。高々9人でこの状況。この先が思いやられます。

色々な意見が飛び交っていますが、僕がどうしても解せないのは、国内のスポーツやライブ・イベントの開催は支持するくせにオリンピックに反対するのは二重基準だという意見です。

朝日新聞社がオリンピック中止を主張すると、「ではオタクで主催している高校野球はいいのか?」と来る。

そういう人に聞きたいです。現在国内で行われているイベントで東京オリンピックの規模と参加国数を持ったものがあるのか、と。

高校野球も含め、現時点で開催されているイベントの殆どは国内で完結しています。世界中から大勢のアーティストや観客が集まることで知られるフジロックでさえも、今年は海外からのアーティストは一切呼んでいません。

そんな中でも観客数を制限したり、中止に追い込まれたりしているのがイベントの現状でしょう。
だから声を大にして言いたいのです。

なぜオリンピックだけは特別なの?

特別な訳がありません。特別扱いにして人々の生命を危険にさらす権利などIOCにも政府にもありません。二重基準を言うのであれば、国民の生命が第一と言いつつ、感染が拡大しても開催に突き進む政府の方がよっぽど二重基準でしょう。彼らにとっての本当の第一は金ですよ。人の命は「大したことにならなければいいな」程度にしか考えていないからこんな対応になるのです。

東京オリンピック規模のロックフェスとか、今そういうものがあれば僕は当然反対します。でもそんなのはありません。元々あり得ません。

一方で、零細なライブハウスやミュージシャンたちには、満足にライブを行うことができない日々が続いています。僕は彼らが感染対策に気を付けながら活動をしていくのを応援します。オリンピック反対とそれは全く矛盾しないはずです。これが二重基準だというのであれば、どこがどう二重基準なのか、説明してほしい。

今東京オリンピックをやっても本当に問題がないのであれば、昨年から完全に止まっている来日公演もどんどんやったらいいんです。

そっちは止まったままなのにオリンピックは何が何でもやる。これこそ、本当の二重基準です。
7



コメントを書く


名前
メールアドレス
コメント本文(1000文字まで)
URL




teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ