「紅の凶星」グイン・サーガ 135
五代ゆう
新生グイン・サーガの最新刊です。
単眼の怪物イグ・ソッグの体を使いヤガの神殿深くへと潜入するブランは、そこで恐るべきものを目の当たりにする。その頃クリスタルを逃れたリギア達は、ワルド城に入りケイロニアにも不穏な影が立ち込めていることを知る…。
そんなわけで、パロとヤガ方面担当のグインが登場しない方の物語です。なんだか全盛時の温帯みたいに凄く盛りだくさんな展開の一冊だよ!'`,、(´∀`) '`,、衝撃展開過ぎるヤガの神殿は、ちょっとブランさんが強すぎるんじゃないですかねえええ。まるでグインみたいに活躍する(´Д`;)ちょっと一巻とか思い出したわ。パロの方は表紙のイシュトヴァーンの姿で想定されるように、あの人が退場です。思ったよりもアッサリしていたのは、黒幕のアの人のせいか、ちょっと今後が予想できないな。さらにスカールの黄昏の国めぐりまで揃えているサービスっぷり。お約束な展開とは言え、これがベテランの力量か…(´Д`;)
まあ、そんなことより後書きで触れられている作者の体調の方が心配です。二人目の遺作とか冗談じゃない(´・ω・`)

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