今日職団戦があった、その1回戦である。私は下図の局面(私が後手)
となり、既に勝ったつもりでいた。この局面は以下八五飛、五六馬、八六歩で以下、七六飛の王手馬が防げず必勝という読みであった。八五飛の時五三銀なら五一玉で良いというものであった。ところが本譜は八五飛、五六馬、八六歩、同歩、同飛、八七銀と進んだ。なんと簡単に王手馬が防がれたのであった。以下八四飛、六六馬、四四飛と進んだがどう見ても不利。
振り返ると私が思っていた図は下図であった。
持ち駒に銀が無い。似た形だが全然違っているのであった。この将棋最後は優勢になったが、大ポカで逆転負けし、チームも2-3負けまさに痛恨の1敗であった。
戻って、最初の図では五五飛とか、八六歩、同歩、八五歩で充分であった。
どんな局面でも手拍子はよくないことを思い知らされた次第。

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