105作目です。将棋春秋 1956年10月号 に普賢綾麿名義で発表。将棋浪曼集拾遺作品集第十八番
*将棋浪曼集拾遺作品集第十八番
22飛成、同玉、14桂、12玉、A23金、同玉、32角、12玉、13歩、同桂、22桂成、同玉、33馬、同玉、43歩成、22玉、14桂、31玉、21角成、同玉、23香、12玉、22香成迄23手詰
キズAで22金、13玉、23金、同玉以下作意に戻る迂回手順あり。
手順は簡単ですが、捨てるべきものが、きちんと捨てられていて、好感が持てます。迂回手順は気になるところですが、その当時は全く気にされなかったでしょうから仕方無いところです。でも、作意を4手目13玉とすれば、迂回手順は発生しないので、現在ならば13玉を作意としてキズ無しで、12玉を変同手順とすれば良いと思われます。

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