4月も半ばが過ぎたというのに、この寒さは一体何でしょう! 体の調子が狂ってしまいそう。
なかなか「徒然」の更新ができません。現在は電車の中で携帯電話を使って書いている状態。
16日(土)は関西二期会公演『つばめ』の合唱音楽稽古(女声は音楽が定まってきた。あとは暗譜!)、17日(日)は女声合唱団カリスの練習(3日の「ファースト・コンサート」以来初めての練習。ルネサンスをやり始める)の後に関西二期会『つばめ』の立ち稽古を見学(演出家の中村敬一先生と初めてお会いする。イタリア語が完璧で、言葉の裏側にあるドラマまで表現される。すごく勉強になった。河内長野マイタウンオペラ『椿姫』でもご一緒する。楽しみ)、19日(火)はかがりミュージックアカデミーでの仕事を経て、今日は26日(火)に本番を迎える「コーロムジカヴィーヴァ演奏会Vol.4」のオケ合わせ。今回僕はJ.S.バッハの『マニフィカート』のソリストとして出演します。歌手としての仕事は実に3ヶ月ぶり。オーケストラで歌うのはいつぶりだろう? 全然記憶にありません(笑)。それぐらい久しぶり(笑)。アリアはなかなか良い感じ(だと思う)。二重唱は練り直しが必要。方向性を変えようと考えてます。
空いている時間は作曲と編曲に費やしています。今が踏ん張り時。
6月21日に初舞台化されるミュージカル『本能寺が燃える』のクライマックスの改訂作業は行き詰まっていましたが、ここ数日間で音が沸き上がり、波に乗っています。残すは終結部のみ(具体的な構成はもう頭の中にあります)。かなりドラマティックになるでしょう。ここでグッと観客の心をつかみたい。
作曲の合間に気分展開で日本の名歌を1曲編曲しました。この依頼を頂いたのは確か昨年の秋。かなりお待たせしました(笑)。メロディーラインはまったくいじっていませんが、和声はかなりいじり、ピアノ伴奏は完全に書き直しました。原曲が全然良くないということではなくて、今回は創作的編曲にしたかったということです。僕自身はこの編曲をかなり気に入ってます。依頼主も気に入ってくれたらうれしいな。
ここ数日は季節外れの寒気が日本列島に流れ込んだとかで寒いですが、今の時期は春爛漫。忙慌ただしい最中、少しでも春を楽しんでいます。
下の写真は天満橋。ソメイヨシノは散り際ですが、木々の新芽の緑と合まって、絶妙な色彩感を醸し出しています。水の都、大阪の市街地特有の美しさがあります。僕は好きだなぁ、こういう風景。

今春のソメイヨシノは終わりましたが、今度は八重桜が満開。僕の大阪の住み処の近くには八重桜並木があって、今が見頃。見事の一言!

この八重桜並木を見られるのもこれが最後かもしれないと思うと、少し寂しいなぁ…。