2011年4月3日(日) 無事終了
SDA大阪センター教会
指揮:
中村貴志
ピアノ:北口裕子
女声合唱:女声合唱団カリス
1.木下牧子アカペラ・コーラス・セレクション
木下牧子 いっしょに
木下牧子 ロマンチストの豚
木下牧子 夢みたものは
木下牧子 サッカーに寄せて
2.ミュージカルソング
R.ロジャース(なかむらたかし編曲) エーデルワイス
A.メンケン(若松正司編曲) 美女と野獣
A.L.ウェッバー(若松正司編曲) メモリー
L.バーンスタイン(なかむらたかし編曲) サムウェア
3.A Little Jazz Mass
B.チルコット リトル・ジャズ・ミサ
4.Stabat Mater
G.B.ペルゴレージ スターバト・マーテル
アンコール
イギリス民謡(なかむらたかし編曲) アメージング・グレース
ご来場下さいましたお客様、誠にありがとうございました。本格的なパイプ・オルガンがある立派で音楽をするのに適した空間で、暖かい雰囲気の中で演奏することができました。女声合唱団カリスの最初のコンサートに立ち会って下さったことをうれしく思います。
思い返せば、
2008年10月19日がこの女声合唱団の始まりでした。
大阪交響楽団(当時は大阪シンフォニカー交響楽団)の「感動の第九」や
思い出の『ハルモニー・ミサ』、
阪大オペラ『メリー・ウィドウ』で共演した合唱家たちがさらに踏み込んで女声合唱をしようというのがきっかけ。その頃はまだまだ手探り状態で名前も決まっていませんでした。ましてや単独コンサートをしようという計画なんてまったくありませんでした。しかし、新しいムーヴメントを起こしたいという思いは強かったです。
そうこうするうちに、ギリシャ神話に登場する美と優雅さを司る女神カリス(Charis)にあやかり、名前を女声合唱団カリスとし、女声合唱の美と可能性を追求する方向を打ち立てました。
そうして迎えたこの「ファースト・コンサート」。女声合唱のあらゆる可能性と美しさを披露するべく、古今東西の女声合唱曲でプログラムを組みました。ヴァラエティに富んでいますが、それぞれの良さを引き出すのは難しい。このコンサートでカリスはこの2年半積み重ねた力が発揮できたと自負しています。要所要所で美しいハーモニーを聴かせてくれました。そして、何よりも声が非常に美しかったことは特筆に値します! 指揮していてうっとりしてしまうほど。しかし、課題がないわけではありません。11名の少人数ですから、一人一人がスキルを上げ、しっかりした音楽を持続させられたら、もっともっと良くなります。
素晴らしき仲間と一緒に合唱できて本当に幸せでした。これからもともにさらなる女声合唱の美を目指して頑張っていきましょう! 次回のカリスのコンサートにご期待下さい!
コンサート当日、3月11日に発生した東日本大震災の義援金を募りました。ご来場の皆様からたくさんのご寄付を頂きました。カリス団員分と合わせて50,770円になりました。これはすべて日本赤十字社の東日本大震災の義援金に振り込みました。ご協力下さった皆様に心から御礼申し上げます。