昨日に引き続いて、昼過ぎから関西で仕事して、夜は名古屋で仕事。
尼崎の
ピッコロシアターで毎月第三金曜日に練習している
アンサンブル コスモリバティの指揮者に就任して半年が経とうとしています。今日で6回目の練習。来年5月29日の定期演奏会で取り上げる作品を一通り練習し終えました。バロックと古典派だけというオーソドックスな選曲ですが、演奏家の技量が試される選曲でもあります。しっかり意識して、細部まで作り込まないと、つまらない演奏になってしまいます。コスモの演奏は面白いものになるという大きな手応えを僕は感じています。僕はかなり細かく練習しますが(特にタイトルを頂いている団体に対しては)、コスモの皆さんはよくついてきて下さっていますし、それに応えようという意欲が感じられます。今年創立20年を迎え、さらなる飛躍を目指そうと意気込んでいます。それが良い形で随所に現れ、技術が向上しています。バロックと古典派の作品を得意とする中村貴志の集大成になるのではないでしょうか。楽しみです!
コスモの練習後は急いで名古屋へ移動。2週間ぶりの
混声合唱団スコラ カントールム ナゴヤの指導。先週お休みさせて頂いた間にモーツァルトの『レクイエム』(『モツレク』)の『恐るべき王"Rex tremendae"』の音取りをしっかりやっておいてくれました。ありがたい限り。この曲もかなりドラマティック。しかし、最後の祈りでグッと弱くなります。そこにこそ大きな祈りがないといけない。
「ホームコンサート」が2ヶ月後に迫ってきました。12月から「ホームコンサート」に向けてモードを切り替えようと思ってます。楽しいコンサートにしたいな。