チェリッシュとの本番を終えた翌日、父方の実家へ里帰り。本当はお盆休みに合わせて帰れたら、家族全員集まれて良かったのですが、スケジュールの都合で9日に。しかも、10日の夜に打ち合わせが入ってしまったため、1日だけの滞在になってしまいました。山ごもりをする感覚で3日間くらい自然を満喫しながら、勉強したかったのですが。
着いて早々W.A.モーツァルトの歌劇『ドン・ジョヴァンニ』の勉強。
11月の関西二期会の本公演で合唱指揮を担当します。その音楽稽古が9月から始まりますので、勉強開始(ちなみに、翌朝も勉強)。
日が暮れる前にひとっ走り。
正月の時に行った恵那峡へ。木々が青々として真夏の様相。アブラゼミの鳴き声に混じって、ヒグラシやツクツクボウシの泣き声が心地良く耳に届きます。これが夏の自然の音。
森の中は涼しいですが、ダム湖に下りて行くと、さらに涼しくなり、ひんやりとして、真夏とは思えない気持良さ。ダム湖からは霧が立ち上り、幻想的な光景が目の前に広がります。
遊歩道に沿って走ると、「日本の電力王」と言われた福沢桃介の像がありました。日本で初めての本格的ダム式発電所である大井発電所を作った人物。恵那峡の祖です。
ダム湖のほとりには北原白秋の歌碑があります。白秋は何度も恵那に来訪していたんですね。
自然を満喫したジョギングでした。
夜は両親と団らん。昔は親なんてうっとうしいと思っていたけれど(笑)、この年になってみると、相変わらずなのがいちばんうれしい。おばあちゃんも健在。
次の里帰りは年末年始。それまで頑張ります!