「Music Salon Nakagawa 3rd Concert」
演奏会終了分
魅惑のソプラノとテノール
2010年10月3日(日) 無事終了
Music Salon Nakagawa
主催 Music Forest
ソプラノ:
中川令子
テノール:中村貴志
ピアノ:岡野弥生
イギリス民謡(なかむらたかし編曲) アメイジング・グレイス(デュエット)
L.v.ベートーヴェン 君を愛す〜優しき愛(中村独唱)
E.サティ きみがほしい〜ジュ・トゥ・ヴ(中村独唱)
F.P.トスティ 理想の人(中村独唱)
M.d.ファリャ 『7つのスペイン民謡』から、「ムーア人の服地」(中川独唱)
G.プッチーニ 歌劇『ラ・ボエーム』より、
ロドルフォのアリア「なんと冷たき手」(中村独唱)
ミミのアリア「私の名はミミ」(中川独唱)
M.ラヴェル 亡き王女のためのパヴァーヌ(岡野独奏)
J.パッヘルベル カノン(岡野独奏)
日本の秋の歌メドレー(デュエット)
小林秀雄 落葉松(中村独唱)
梁田貞 城ケ島の雨(中川独唱)
G.ヴェルディ 歌劇『リゴレット』より、マントヴァ公爵のアリア「女心の歌」(中村独唱)
G.ヴェルディ 歌劇『椿姫』より、
ヴィオレッタのアリア「そは彼の人か」(中川独唱)
「乾杯の歌」(デュエット)
アンコール
F.レハール 喜歌劇『メリー・ウィドウ』より、愛のワルツ(デュエット)
「ときめきの第九」でお世話になっているソプラノ歌手、中川令子さんがご自宅のMusic Salon Nakagawaで開催されているサロン・コンサートに出演させて頂きました。それに先だって、中川さんとは
3月28日に長野県の安曇野市でコンサートをさせて頂きました。とっても楽しく、お客様にも好評で、是非大和高田でもやってほしいという強いご要望を頂き、今回のサロン・コンサートとなりました。あいにくの雨でしたが、2回とも満員でした。ご来場下さった皆様、ありがとうございました。
今回も、お客様に歌の魅力を存分に味わって頂くべく、幅広い選曲。中川さんがプッチーニの歌劇『ラ・ボエーム』のミミのアリア「私の名はミミ」を歌われると伺ったので、その前に歌われるロドルフォのアリア「なんと冷たき手」に僕は初挑戦しました! 僕の声は軽いほうですし、イタリア式の発声法ではないので、今までプッチーニをほとんど歌いませんでしたが(一度だけ「誰も寝てはならぬ」を歌って玉砕した(苦笑))、最近発声技術が安定してきましたし、太って重心が重くなったので(笑)、思い切って歌うことにしました。ハイCは出さなかったものの、自分自身としてはなかなか良かったと思っています。『ラ・ボエーム』は僕が初めてオペラの合唱指揮をした演目で、思い出深い曲を歌えて良かったです。
それにしても、中川令子さんがすごかった! 歌だけではなく、コンサートの準備から何から何までやられて、あれだけ歌われるなんて! しかも2回公演ですよ! 美しく、艶やかで華やかで、出演者である僕もうっとりと聴き入ってしましました(笑)。
実は、このMusic Salon Nakagwaは中川さんとの出会いの場であり、僕がお世話になっている「ときめきの第九」の出発点でもあります。大阪交響楽団(当時は大阪シンフォニカー交響楽団)の推薦で「ときめきの第九」の合唱指揮をさせて頂くことになり、2009年の3月に初めて伺って打ち合わせしたのがこの場所なのです。そのような場所で中川令子さんとご一緒できたことを大変うれしく思っています。中川さんとのコンサートは本当に楽しい。今後も定期的にご一緒できたらうれしいな。
終演後、出演者との記念撮影。左からピアノの岡野さん、ソプラノの中川さん、僕。また良い思い出ができました。