今日は朝の9時から13日(火)に本番を迎えるG.ヴェルディの歌劇『椿姫』のお仕事。芸術鑑賞会を主催して下さっている高校に伺って、有志の生徒による合唱とオーケストラの練習をしました。
合唱は、暗譜してきた生徒が増えて、さらにノリノリになり、弾けています。ちょっと弾け過ぎの観は無きにしもあらず。がっついてる感じがして、ちょっと上流階級の人々には見えないなぁ(笑)。まぁ、若さゆえもあるけれど。でも、オペラの合唱でこれだけ弾けてくれるなんて、オジサン音楽家はうれしいよ!
オーケストラとは今日が初めて。本番ではプロのオーケストラに混じって曲目の一部を演奏してもらいます。こちらのほうは正直大変だなぁ。練習不足もあるし、技術の不足もあります。しかも、オペラという難しさもあります。残す練習は明後日のオケ合わせのみ。上手くプロの演奏家がリードしてくれ、生徒たちがそれに乗ってくれると良い。
なんと生徒のひとりがW.A.モーツァルトの歌劇『フィガロの結婚』の有名なアリア「もう飛ぶまいぞ、この蝶よ」を独唱します! しかし、残念ながら、本調子ではないみたい。でも、声は良さそうだし、イタリア語の発音もなかなか良い。本番が楽しみ。是非調子を整えて下さい。
その後、5月29日の「
第4回古楽レクチャーコンサート イタリアの宴」でご一緒させて頂いたバロック・フルート奏者、
長島有紀さんにお会いしました。ご友人の結婚式のために名古屋ヘいらっしゃったのでした。お互いちょうど昼間が空いていたので、名古屋で再会することができました。あの楽しかったコンサートからまだ1ヶ月ちょっとしか経っていないなんて、信じられない。懐かしい。
長島さんのご友人は
徳川園のレストランで披露宴を挙げられるということで、同じ徳川園のカフェでお茶しました。民家を改造した趣あるお洒落なカフェで熱い話が炸裂。長島さんの音楽はこれから広がっていくと思います。努力しているし、自分のやりたいことを追い求めていますから。別れ際の「同志」という言葉はうれしかったな。長島さんとは是非また共演したい。
Photo by Mademoiselle Neige
18時から昨年の6月28日に「
ジョイントコンサート」という形で僕の誕生日を祝ってくれた
ギターマンドリン合奏団meetsの第15回定期演奏会を聴きました。会場は中電ホール。久しぶりに訪れました。古いですが、音響は悪くありません。ステージには懐かしい方々が並びました。「ジョイントコンサート」でご一緒した時の思い出が蘇ってきます。堅実な音楽作り。しっかりした演奏。音のバランスが良かった。途中までしか拝聴できなかったのが残念。
meetsの演奏会を途中で失礼して、8月8日本番の
セントラル愛知交響楽団特別演奏会「てんとう虫のサンバ〜チェリッシュとともに」の合唱練習に駆け付けました。前回の練習はドイツ・セルビア旅行に飛び立つ直前の6月19日でしたが、声がほとんど出ない状態で皆さんにご迷惑をかけました。今日は声が出る状態で、ビシビシ練習しました。今回の合唱は演奏会の後半ほぼ出ずっぱり。しかし、練習はたった4回ということで少し心配しましたが、かなり良い具合に仕上がってきています。一般公募の合唱団ですが、まとまりがあって、なかなか良い響きがしています。残る練習はあと1回。合唱団の皆さんが何の不安もなく本番に臨めるよう、歌い込みたいと思います。