「LOVELY HALL AUTUMN OPERA」
演奏会終了分
2010年11月6日(土) 無事終了
河内長野市立文化会館ラブリーホール小ホール
主催
財団法人河内長野市文化振興財団
後援
町田シティオペラ協会
大阪音楽大学同窓会幸楽会
モーツァルトサロン
河内長野市教育委員会支援事業
キャスト
フィオルディリージ:大橋ジュン
ドラベッラ:増渕弥生
デスピーナ:
楠永陽子
フェルランド:田中良和
グリエルモ:福嶋勲
ドン・アルフォンソ:鹿又透
スタッフ
公演監督・演出:鹿又透
編曲・指揮:
中村貴志
演奏:コジ・スペシャル弦楽五重奏団
第1ヴァイオリン 外薗美穂
第2ヴァイオリン 南條聖子
ヴィオラ 岸野有加利
チェロ 田村賢一
ピアノ 中谷友香
舞台監督:竹谷淳也(PACW)
照明:大江亮輔(PACW)
舞台デザイン:鹿又透
字幕・小道具:
町田シティオペラ協会
練習ピアノ:中谷友香
音楽スタッフ:山本麻代
助演:倉田充子、植松香名子
W.A.モーツァルト 歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」KV588
(原語上演・字幕付・ピアノ五重奏版)
土曜日の夕方からという意外と中途半端な時間帯の上演でしたが、たくさんの方々にお越し頂き、本当にありがとうございました。
この『コジ』は僕が本格的にオペラに携わる久々の公演でした。素晴らしいキャストと素晴らしいスタッフの方々と一緒にオペラを作り上げるという幸せな時間を過ごすことができました。これぞオペラの醍醐味! 文化レベルの高い河内長野市立文化会館ラブリーホールの主催公演に携われたことも幸せ。
今回キャスティングが非常に良かった。レベルが揃っていましたし、適材適所。役の設定と歌い手が見事に一致していたので、無理がなく、それぞれの良さが存分に出ていたと思います。それに本番での集中力がすごかった! 見事としか言いようがない演唱でした。いつも以上に小ネタを挟んで、色々やっていたし(笑)。だからこそ客席が大いに沸いたのです。僕も指揮しながら、楽しみました。こういう公演に携われるというのは本当に幸せです。このオペラをここまで引き上げた公演監督の鹿又透さんの功績が大きい。歌い手として出演しながら、公演監督兼演出としてオペラの裏側も取り仕切り、公演を成功に導いて下さいました。
しかし、僕には反省点もあります。おわかりでしょうが、編曲が遅れたこと(苦笑)。言い訳がましいですが、この『コジ』の編曲は7月の終わりから始めていたんです。しかし、
これが急に入って、予定が大幅に遅れました。関係者各位には多大な迷惑をかけてしまいましたが、公演に間に合って良かった。スペシャル五重奏団も本当によくやって下さいました。
この公演には根底にオペラを身近に楽しんでほしいという願いがありました。今回はその目標を達成できたと自負しています。是非回数を重ねてオペラ・ファンを増やしていきたい。たくさんの方々にオペラを楽しんで頂くべく、これからも頑張ります!
本番前の舞台。歌手たちが発声をしたり、立ち位置や演技を確認したり、器楽奏者がさらったり…。その中で舞台監督の竹谷さんは真ん中でピース(笑)。
コジ・スペシャル弦楽五重奏団のメンバーと。オーケストラでやることを五重奏でやってしまうという無謀をよくやって下さいました(笑)。本当にお疲れ様でした!
出演者全員と公演の制作を統括して下さった妻鳥さん(いちばん左)で記念撮影。皆と作り上げたこの『コジ・ファン・トゥッテ』、一生忘れません。