セントラル愛知交響楽団との『第九』を終え、次なるは大阪シンフォニカー交響楽団との『第九』です。どの『第九』も最終段階に入っています。
今日はまず奈良県大和高田市の「ときめきの第九」。マエストロ寺岡清高さんを迎え、本場会場の大和高田さざんかホール大ホールで練習しました。
相変わらず、丁寧でわかりやすく、素晴らしい練習。前回のマエストロ練習から比べたら、格段に上達しました。ほとんどの団員が暗譜が完了し、かなり音楽が身についている模様。今日マエストロ寺岡さんがいらっしゃって下さって良かった。11日後の本番へ向けて方向がはっきり決まりました。
さぁ、あともうひと頑張り! もう一段階スケールが大きく、豊かな音楽にしたい。気持ちがこもり、聴衆の心に届く音楽にしたい。
いよいよ来週が最後の練習となりました。「ときめくの第九」の皆さん、よろしくお願い申し上げます! 『歓喜の歌』を高らかに歌い、打ち上げで「歓喜の盃」を高らかに上げましょう!(笑)
夜は26日(土)に本番を迎える「感動の第九」の練習。出席者が少なかったからか、あるいは前回の練習から間が開いてしまったために中弛みしたのか、今日は精彩を欠く音楽でした。前回の練習の感触からすると、僕が「感動の第九」の合唱指揮をやらせて頂いた中で最も良い合唱ができるはず。
"大阪シンフォニカー感動の第九特別合唱団2009"の皆さん、今の出来、内容に安住せず、常にさらなる高みを目指そう。過去にやった演奏の記憶ではなく、今この瞬間この空間で奏でられている音楽を感じよう。音楽は現在という一瞬に賭ける芸術だ。