今日は敬老の日。
全国的にこの日に因んだ催しが
たくさん行われたかと思います。
僕が時々指揮させて頂いている女声合唱団、
"花・サフラン"が第57回弘治敬老慰安会に
出演するということで、
その指揮を僕が務めました。
"花・サフラン"は、大阪の西成を拠点に、
地域に密接した活動をしていらっしゃいます。
西成といえば日雇い労働者の街
というイメージがあろうかと思いますが、
それはこの街のひとつの側面でしかありません。
西成は下町で、人情味にあふれていて、
関西でも由緒ある土地のひとつなんですよ。
だから、"花・サフラン"の方々は明るくて、
人情味にあふれています。
しかし、典型的な「大阪のオバチャン」と見せつつも、
(筆者注:"花・サフラン"には若い方もおられます)
女性的な魅力も振りまく。
これがこの団の最大の特長でしょう。
演奏した曲は、
小林亜星(吉田覚編曲) 野に咲く花のように
端田宜彦(海老沢篤編曲) 風
河村利夫(岩河三郎編曲) 真夜中のギター
森山良子(小林秀雄編曲) この広い野原いっぱい
の4曲。
会場は小学校の体育館で、
あらゆる点で決して良いとは言えない環境でしたが、
歌う姿は美しく、
瑞々しい歌を披露してくれました。
いつも通り、楽しく指揮させて頂きました。
立派な会場できちんとした演奏会を開くのも良いですが、
このような演奏会ではない催しで合唱を聴いてもらう、
何気ない日常で音楽に接してもらうというのも良いなぁ!
これも音楽の在り方のひとつ。
本番後は難波に繰り出して、某有名喫茶店で打ち上げ。
おしゃべり三昧!
これも楽しかった!
お陰で、良い敬老の日を過ごせました。
"花・サフラン"、ありがとう!!!
※今日の本番は演奏会ではないので、カテゴリは「徒然」に分類しました。