昨日は、
昨年に引き続き、感動的な「イースターコンサート」を終え、ジュネーヴ演奏旅行から続いたビッグ・プロジェクトが幕を閉じました。
終演後はもちろん打ち上げ!このプロジェクトの成功を祝い、スイスからの演奏家との親交をさらに深め、そして今後のさらなる発展を願って、大いに盛り上がりました。
その翌日の今日は朝一番で名古屋へ。昨夜は1時半に寝て、今朝は4時に起きたので、思いっ切り寝不足。昨日の(心地良い)疲れも手伝って、近鉄特急の中では爆睡。
2週間ぶりに名古屋の住処に帰ってきました。寝足りず、しかも大きな荷物を携えて疲れ気味でしたが、荷物の整理と洗濯をして、雑用を片付けました。これで「一山越えたなぁ」と実感しました。
14時からは久々の"
混声合唱団スコラ カントールム ナゴヤ"(略称SCN)の指導。5月17日(日)の「
Viva Opera! オペラ・ガラ・コンサート」のための特別練習でした。ジュネーヴ演奏旅行と昨日の「イースターコンサート」でSCNの定期練習を2回休んでしまいました。その間にG.ビゼー作曲『カルメン』の合唱を暗譜すること、2曲の合唱曲を譜読みすることを課しておきました。SCN団内指揮者女史の下、きちんと練習して下さったようです。ほとんどの団員が暗譜して、今日の特別練習に臨んでくれました。かなり良い感じに仕上がってきています。ソリストと丁丁発止できるんじゃないかな(笑)。舞台に花を添えてくれるでしょう。
それにしても、P.マスカーニの『カヴァッレリア・ルスティカーナ』の教会の合唱と間奏曲は本当に素晴らしい。ドロドロとした、血生臭い物語の中にあって、教会の合唱は希望にあふれた作品で神々しく、救いを与えてくれ、前奏曲は清々しくて美しい。どちらも心を清らかにしてくれます。まだ譜読み段階ではありますが、教会の合唱の練習をしていて、疲れているはずなのに、体中がエネルギーにあふれ、高揚し、感動し、救われ、思わず涙が出そうになりました。段員の皆もそう感じたようです。5月17日のコンサートの大トリにふさわしい作品です。ご来場下さった方々に大いなるエネルギーと救いを与えられる演奏をしたいと思います。