「ワンコインコンサートspecial 音楽三昧 印象主義編」
演奏会終了分
01大ホール 印象主義の音楽〜フォーレ・ラヴェル〜
2018年3月4日(日) チケット完売御礼・無事終了
名古屋文理大学文化フォーラム大ホール
お問い合わせ
名古屋文理大学文化フォーラム0587−24−5111
主催 稲沢市公共施設管理協会
企画・運営
Twinkle Bells
指揮:
角田鋼亮
ソプラノ:菊池京子
バリトン:重左竜二
合唱:ワンコインコンサートスペシャル合唱団
合唱指揮:
中村貴志、重左竜二
バレエ:
須山仁美クラシックバレエ
G.フォーレ レクイエム 作品48
M.ラヴェル ボレロ
名古屋文理大学文化フォーラムはTwinkle Bellsの協力のもと、小ホールにおいて500円で音楽を気軽に楽しめる「ワンコインコンサート」を開催しています。「音楽三昧」はその特別版で、毎年この時期に一つのテーマのもとに全館で様々な企画が展開されます。
今回のテーマはフランス音楽の印象主義。印象主義の代表的な作曲家で没後100年を迎えるC.A.ドビュッシーやG.フォーレ、M.ラヴェルなど色彩豊かなフランス音楽が様々な演奏形態によって奏でられました。僕はその中で大ホールで開催されたコンサートにおいてG.フォーレの『レクイエム』の合唱指揮を担当させて頂きました。
思い返せば、ワンコインコンサートスペシャル合唱団の皆様と初めてお会いしたのは
昨年の6月初め。最初から大きな手応えを感じ、充実した練習を重ねて臨んだ昨年12月の「
稲沢第九2017」は素晴らしいものになりました。
『第九』と並行して今回のG.フォーレの『レクイエム』も少しだけ練習していましたが、
本格的に取り組み始めたのは年が明けてから。フォーレ(フランス)の音楽の色彩感を出すためには、あるいは香り立つような響きを出すためにはどうしたらいいか、苦労しながら最後の最後、ステージに出る直前まで追求しました。
そうして迎えた本番で、ワンコインコンサートスペシャル合唱団は角田鋼亮さんの素晴らしい指揮とセントラル愛知交響楽団の抜群のサポートもあって高い集中力を発揮しました。これまでの練習で積み重ねたことがほとんど実現できたことに、この合唱団の音楽性の高さを改めて実感しました。団員一人一人の真摯な取り組みはもちろん、スタッフの方々の素晴らしいサポートの賜物です。このような合唱団とともに音楽的で充実した時間を過ごせたことを大変幸せに思っています。
関係者各位のご尽力によりチケットは完売し、たくさんのお客様がご来場下さり、会場中が朝から夕方まで音楽で盛り上がりました。主催の稲沢市公共施設管理協会(
名古屋文理大学文化フォーラム)と企画・運営の
Twinkle Bellsの熱意による成功です。公共のホールが音楽を発信し、身近に楽しんで頂く素晴らしい企画に携われたことは僕の音楽家としての大きな財産となりました。
ありがたいことに、次回の「音楽三昧」にも関わらせて頂きます。開催日は来年3月10日(日)、テーマは「アメリカ」。僕は大ホール企画の編曲と指揮を担当させて頂きます。現在企画の詳細を詰めていますが、面白いものになりますよ! 今からもう楽しみでたまりません!
稲沢の皆様、またお会いしましょう!