2017年10月も終盤に差し掛かろうとしているのに、今月初めての徒然の記事…。作編曲の仕事に終われています。最短の睡眠で頑張って、巻き返し中。
来年1月28日に本番を迎える「みずなみニューイヤーコンサート2018」で拙作のオペレッタ『いのちのうた〜アリとキリギリスの物語〜』フル・オーケストラ伴奏による2幕版の完成を急いでいます(本来ならとっくに完成していないといけないのですが…)。最優先で進めています。スランプでないのが救い。我ながら、良い曲だと思いますし(笑)、最初の計算通りの構成になっています。
昨日はそのオーケストラの練習がありました。いつも以上にパートが揃っていませんでしたが、
瑞浪市民交響楽団は前回までに練習した楽曲が格段に良くなっていて、大きな手応えがありました。早くフル編成のサウンドが聴きたい!
オーケストラの練習と並行して、キャストの稽古もありました。かあさんアリときょうだいアリたちの稽古を見させてもらいましたが、まだ出来上がったばかりの楽曲だというのに、すごく生き生きと演技し、歌っていて、感動しました。
きょうだいアリを務めるのオーディションで選ばれた10人の子供たち。発会式ではおどおどしていた子もいますが、今日の稽古では堂々としていて、その成長をすごくうれしく思いました。
オリジナルの歌手2人による1幕版も素晴らしいですが、今回の拡大版も素晴らしいものになると確信しています。来年1月28日は是非瑞浪市総合文化センターで開催される「みずなみニューイヤーコンサート2018」にお越し下さい!
毎日忙しくしておりますが、特に印象に残ったことを。
まずはセントラル愛知交響楽団関連の『第九』。
僕が合唱指揮をさせて頂いて13回目となる「悠久の第九」は今回、例年会場としている愛知県芸術劇場コンサートホールが改修工事のため、三井住友海上しらかわホールでの開催となります。それに合わせて合唱の人数も少なくしました。一抹の不安はありましたが、ここ数年でいちばんレベルが高いです。練習では厳しいことも言ってますが、大きな手応えを感じています。
本番指揮者の松尾葉子さんを迎えるまでにあと1回しか練習がありませんが、まだ最後までたどり着いていません。それだけ細かく練習しています。このことが最終的に良い結果をもたらすと信じています。
もう一つは「稲沢第九2017」。愛知県稲沢市には若かりし頃、2年ほど女声合唱の指導で通っていいました。それ以来のお仕事。その時にご一緒した方が何人かいらっしゃって、懐かしい再会を果たしました。
いわゆる一般公募の市民合唱団ですが、これまでの実績があり、
名古屋文理大学文化フォーラムのバックアップや取り仕切っておられるスタッフの方々が素晴らしく、もちろん参加されている方々も素晴らしく、まとまりがあって、音楽的なレベルも高いですし、反応も良い。そして、響きが澄んでいて、心地良さを感じるんです。本番がすごく楽しみ! こちらの特長を生かして、素晴らしい『第九』の合唱を作り上げたい。
ちょうど1ヶ月後に「第14回演奏会」の本番を迎える
女声合唱団コール・AIは最後の追い込みに入り、通常の練習時間を大幅に拡大し、邁進しています。本当に頑張っています。音楽をより深く、より細かく追求しています。もしかしたら、団員たちの限界を越えているかもしれない。しかし、それを乗り越えて、これまでにない演奏をしようという意気込みを感じます。だから、僕も限界を越えて、コール・AIと向かい合っています。キツいですが、すごく充実しています。団員たちが本番で最高の演奏を繰り広げられるように指導していきたい。