2月も半ばを過ぎました。先週末はびっくりするぐらいの暖かさ。14日の昼間は暑いぐらいでした! そうかと思ったら、今週に入って急に寒くなる。この寒さが平年並みなんでしょうが、なんなんでしょう、この異常なまでの寒暖の差は? 皆様、体調にはくれぐれもご注意下さい。
13日(土)から大阪滞在。
河内長野ラブリーホール合唱団の『マタイ受難曲』はソプラノ・リピエーノを担当してくれる
清教学園中・高等学校合唱部と堺市少年少女合唱団・堺リーブズハーモニーはともにさらに良くなった。一方、本体のほうは…良い方向に向かいました。このままいけば、皆さんの努力が報われる演奏になるでしょう。
女声合唱団カリスは
前回の練習に引き続き濃い音楽をしています。一人一人のスキルが上がってきていることを実感。
合唱団 ルークス スペイはフォーレの『レクイエム』を練習中。ちょうど半分まで仕上がってきました。今年に入ってからグンと良くなった。ルークスとしてのハーモニーができつつあります。
かがり女性コーラスもカリス同様、少人数で頑張っています。少人数だから実現できる繊細さがあります。6月の本番に向けて良い合唱を作り上げたい。
14日(日)にだんじり祭で有名な岸和田市へ行ってきました。久しぶりの再訪。前回は仕事に来てすぐ帰ってしまったので、今回は駅前の商店街を一通り歩いてから、岸和田城を観光。

その後、その隣の区画にある
岸和田市立自泉会館という趣のある、こじんまりとした洋館へ。

ここのホールで開催された「原由莉子ピアノ・リサイタル」を聴くのが岸和田再訪の最大の目的。彼女は若きピアニストで、昨年の9月からオーストリアのウィーン国立音楽大学で学んでいます。知り合ったのは
2008年12月の大阪シンフォニカー交響楽団(現大阪交響楽団)の「感動の第九」。原さんは当時高校1年生! それから結構な時間が経っていますが、彼女の演奏を聴くのはこれが初めて。
前半はモーツァルトの『キラキラ星変奏曲』、珍しいコルンゴルトの小品3曲、シューベルトの『ピアノソナタ第13番』、後半はリストの作品を4つという曲目。シューベルトのこの作品が好きだとあって、いちばん良かった。コルンゴルドは雰囲気が出ていて、なかなか良かった。
知り合いの才能ある若い音楽家がこうやって活躍する姿に接するのはうれしい。ウィーンで色々体験し、吸収して、今後ますます素晴らしい音楽を奏でてほしいと思います。
大阪滞在中は指導の仕事以外は何もせず、しっかりと休養しました。今日からまた
3月27日に初演されるオペレッタ『いのちのうた〜アリとキリギリスの物語〜』の作曲に集中します!