今日は大忙しの一日。
14日(土)に
ソフィア・堺で「さかいクラシック」が開催されますが、そこで演奏されるE.フンパーディンクの歌劇『ヘンゼルとグレーテル』(第3幕のみの演奏会形式、柴田真郁指揮による
大阪交響楽団の演奏)の児童合唱の練習が朝9時からありました。児童合唱は堺市少年少女合唱団・堺リーブズハーモニー。
僕の練習は今日で最後。仕上がりは上出来。子供たちの生き生きとした清々しい声、表情が心身に染み渡りました。
昨年12月の「大阪交響楽団名曲コンサート」に続いて、素晴らしいパフォーマンスになること間違いなし!
昨年の10月から堺市少年少女合唱団・堺リーブズハーモニーとこの5ヶ月ほど、楽しい一時を過ごすことができました。みんな、ありがとう! 本番を楽しんでね!
10時過ぎに練習会場を飛び出して、一路岐阜県多治見市へ。今日から楽しみにしていた
「たじみ音楽祭2015」の練習に初めて参加しました。今回はB.スメタナ『モルダウ』とJ.シベリウス『フィンランディア』の管弦楽の名曲を2曲、僕の大好きなJ.ラターの『マニフィカート』を指揮します。
『モルダウ』と『フィンランディア』は僕が候補に挙げて、
多治見市交響楽団の団員による多数決で選出されました。単に名曲だからというだけでこの2曲を選んだんではありません。「たじみ音楽祭」は多治見市が街をあげての音楽的な大イベント、多治見市民を中心とした一般公募の合唱団に多治見を拠点に活動しているアマチュア・オーケストラ、音楽を愛好する市民たちの力が結集したイベントに、郷土愛をテーマにした曲はふさわしいと思ったからです。両方ともロシア(ソ連)の圧政に苦しんだ国民が現在でも「第2の国家」として位置付けて愛する曲。折しも世界に不穏な空気が漂う中、日本は終戦70年を迎え、多治見から音楽の力で郷土愛を発信していきたい。
13時30分から17時までオーケストラの練習。多治見市交響楽団は
前回の時よりも団員が増えて、ほぼすべてのパートを団でまかなえるまでに充実しました。『モルダウ』と『フィンランディア』は、まだ細かく詰めていかなければなりませんが、基礎となるものは良く、指揮していて時折熱いものが込み上げてきました。一方、『マニフィカート』には四苦八苦。特にポップス的なリズムに。次回のオーケストラ練習で『マニフィカート』をしっかりやりたいと思います。
19時から21時まで合唱の練習。すごく細かく練習しましたが、合唱はそれだけできる可能性があるということ。前回の時も驚かされましたが、一般公募の合唱団とは思えないほどレベルが高い。多治見の合唱愛好家たちのご努力とご尽力が窺えます。13日(金)にもう一度合唱練習に伺えるので、一通り練習できるでしょう。オーケストラの合同練習も4回あります。どこまで高まるか楽しみ!
ブログをご覧の皆さん、是非「たじみ音楽祭2015」にお越し下さい。良い演奏だけでなく、イベントとしての素晴らしさも体感して頂けると確信しています!
ちょうど1週間前、かの地からうれしいメールを頂いたと記しました。それは来年も「みずなみニューイヤーコンサート」が開催されるというメール。飛び上るほどうれしかったですね。
今日は「みずなみニュイヤーコンサート」の制作スタッフの方々がわざわざ多治見までお越し下さって、「たじみ音楽祭2015」のオケ練と合唱練習の合間に企画会議を行いました。詳しくは申し上げられませんが、「みずなみニューイヤーコンサート」でしかできない面白いものができそうです。ご期待下さい!