がん撲滅のためのチャリティーコンサート
2014年10月11日(土) 無事終了
いずみホール
主催・お問い合わせ 合唱団 ルークス スペイ
chorus.lux.spei@gmail.com
指揮:
中村貴志
ピアノ:北口裕子
ソプラノ:乃村八千代
アルト:増渕弥生
テノール:
松原友
バス:福嶋勲
管弦楽:オーケストラ ルークス スペイ
合唱:合唱団 ルークス スペイ
千原英喜 寂庵の祈り
鈴木憲夫 二度とない人生だから
S.バーバー 弦楽のためのアダージョ 作品11
W.A.モーツァルト レクイエム KV626
アンコール
W.A.モーツァルト アヴェ・ヴェルム・コルプス KV618
大きな感動を巻き起こした
2012年9月の「ドッキリ!ハッキリ!クラシックです」の『第九』を歌った有志が中心となり、新たな仲間を募集して、
昨年7月に結成した合唱団 ルークス スペイ。大阪を代表するクラシック音楽専用ホールのひとつ、
いずみホールで、たくさんの方にご来場頂いて、初演奏会を無事に終えることができました。暖かい雰囲気を作り、最後まで見守るように聴いて下さったお客様に心から御礼申し上げます。
「ドキハキクラシック」でともに歌った仲間を2人がんで亡くしたことから、その追悼とがん撲滅のチャリティーのために『モツレク』を歌おうと新しい合唱団の結成を呼び掛けましたが、そこに至るまでの道のりは決して平坦ではありませんでした。各々が強い思いを持っているからこその衝突があり、行き違いがありました。一時は合唱団の結成を断念しようと思いました。
しかし、大きな困難を乗り越え、
昨年7月1日に初練習を迎えました。最初にもかかわらず、団員皆の強い思いが歌声にほとばしり、熱い音楽が繰り広げられ、「これはすごい合唱団になる!」と確信しました。
その確信は間違っていませんでした。有意義で音楽的に充実した練習を重ねて迎えた本番は非常に素晴らしく、指揮している最中に感動が押し寄せてきて、何度も涙が出てきそうになりました。音楽的に未熟な部分もありますし、失敗した箇所もありました。でも、上手い下手というレベルを越えて、音楽の素晴らしさを伝えられる能力、エネルギーがルークス スペイにはあるのです。このような合唱団を指導・指揮させて頂けるのはなんと幸せなことでしょう!
ピアノの北口裕子さんは練習の段階からいつも暖かく見守ってお気遣い下さり、オーケストラも熱演で支えてくれましたし、僕が信頼するソリストは合唱と対極にある『モツレク』の世界を表現してくれました。まさに一丸となって作り上げた演奏会で、このような機会に立ち会えたことを幸せに感じています。
合唱団 ルークス スペイを結成して良かった! 素晴らしい仲間と一緒に音楽できて良かった! そして、僕の足りないところを補って、初演奏会を成功に導いてくれた団員皆に心から感謝しています。ありがとうございました!
次なる目標に向けて突き進みましょう! 楽しみにしています!
合唱団 ルークス スペイを結成するきっかけを与えて下さった朝日放送の
「ドッキリ!ハッキリ!三代澤康司です」から立派なお花を頂きました。番組内でこの演奏会のこともご紹介下さり、ただただ恐縮するばかり。
本番当日ロビーでがん治療の向上に取り組む研究機関、独立行政法人国立がん研究センターへの募金活動を行いました。なんと19万3694円も集まりました! ご協力頂きました皆様に心から御礼申し上げます。
今回のチャリティー分と別の機会における募金と合わせまして、国立がん研究センターに寄付させて頂きました。そのご報告は下記より、ご確認下さい。
「合唱団 ルークス スペイ 第1回演奏会」寄付金のご報告