22日(金)は10時から12時まで女声合唱団コール・AIの合唱指導、14時から16時までセントラル愛知交響楽団の定期演奏会『白峯』のアルトのパート練習、18時45分から21時まで混声合唱団スコラ カントールム ナゴヤの指導というトリプルヘッダー。
コール・AIは着実に進歩しています。
『白峯』の合唱はこれでパート練習が終わり、来月からいよいよ全体練習に入ります。歌い慣れない無調音楽に四苦八苦しています。果たして、きちんとできるのか…?
スコラは変化の兆しが見え隠れしています。G.ロッシーニの『小荘厳ミサ曲』を練習していますが、オペラ作曲家とは全然違う一面が窺えて楽しい。
さすがにこの日は疲れた…。実はまだ2日も同じトリプルヘッダーがあります…。
23日(土)は大阪府河内長野市で刻々と本番の日が迫る「ベートーヴェン振るマラソン」の『第九』の合唱練習。本番指揮者、井村誠貴さんによる指導。合唱は良い仕上がりを見せています。
それにしても、井村さんは振り切ることができるのか!?
昨日は大移動の一日。
朝早くに大阪の住み処を出て、岐阜県の東濃地方へ。まずは多治見に降り立ちました。
多治見と言えば、3月9日の「たじみ音楽祭2014」を思い出します。F.プーランクの難曲『グローリア』で合唱とオーケストラは名演を繰り広げました。その感動は今でも僕の心身に残っています。
実は次回の「たじみ音楽祭」でも指揮させて頂くことになり、その打ち合わせのために訪れたのでした。次も呼んで下さったことはうれしい限り!しかも、メインがJ.ラターの『マニフィカート』!僕の大好きなラターの作品、名古屋大学グリーンハーモニーの定期演奏会に客演指揮者として初めて指揮した思い出の作品で、うれしさは倍増!
オーケストラだけではB.スメタナの交響詩『スメタナ』とJ.シベリウスの交響詩『フィンランディア』を演奏します。どちらもオーケストラの名曲中の名曲。本番が待ち遠しいです。今回も熱い演奏を繰り広げるべく、張り切って取り組みます!
昼過ぎからは瑞浪市で「みずなみニューイヤーコンサート2015」の発会式が行われ、参加しました。
今回は瑞浪市制60周年記念ということで、瑞浪の民話を元にした創作ミュージカルを制作することになり、同じ東濃地方の中津川在住の俳優・演出家・台本作家のいちかわあつきさんが台本を、この僕が作曲を担当して『櫻堂ものがたり』を作っています。本当は「作りました」と過去形になっていなければいけませんが、ご存じの通り作曲が…(苦笑)。ただ、発会式で練習する曲は間に合いましたよ(笑)。
今回もたくさんの方が参加して下さいました。心から御礼申し上げます。皆さんが僕の作品を歌って下さることを大変うれしく思います!
昨日練習したのは『めぐる春−エンディング−』という楽曲。『櫻堂ものがたり』の最後に歌われ、物語を締めくくる重要な曲です。曲の終わり方に悩みました。悩み抜きました。そうして出来上がった曲は…かなり良いです(笑)。皆さんの気に入ってくれたら、うれしいです。
今週中にこのミュージカルでいちばんドラマティックでクライマックスとなる楽曲と、いちばん甘い愛の二重唱を完成させる予定。
一旦通過した名古屋に戻って、夕方から名古屋大学グリーンハーモニーのサマーコンサートを聴きました。
ややすべり気味のパート紹介やウケ狙いの演出は学生団のサマーコンサートらしくて良い(笑)。ただ、ステージングは甘かったかな。
音楽面は、確かに音程ははまっているんだけど、きれいにまとまっただけで終わってしまった感がありました。音楽を構築していく力を来年1月の定期演奏会までに養っていきたい。
昨日はこれで終わり…ではなくて、夜に『第九』のソリストの打ち合わせがありました。若い若い歌手たちの大いなる可能性に触れることができました。このコンサートのことは改めてご案内します。
なんとか過密スケジュールの週末を乗り越えることができました。しかし、今後も大変なスケジュールが続くことが度々あります。体力、気力勝負。しっかり心身を整えておかなければ!