久々の徒然の更新となりました。暑い日が続きますが、いかがお過ごしですか?
僕は色々立て込んでいて、ブログをなかなか更新できません。指揮、合唱指導の活動も忙しいですが、来年1月に
「みずなみニューイヤーコンサート2015」で上演される創作ミュージカル『櫻堂ものがたり』の作曲に追い込まれています。スランプというわけではありません。ドラマの中で「これだ!」と思う音楽を追求すると、色々考えてしまうので、進み具合が遅くなってしまいます。24日に「みずなみニューイヤーコンサート2015」の発会式があるというのに、完成しているのは10数曲中、たった2曲…。発会式で練習する予定の楽曲がまだ完成していない…。しかし、今日中にできるはず。多分…。そして、来週にはこのミュージカルの中でいちばんドラマティックな楽曲といちばん甘い楽曲ができるはず。多分…。
ということで、作曲に追われる日々はしばらく続きます。
昨日、大阪市の中之島にある
フェスティバルホールへコンサートを聴きに行ってきました。新装してからここに訪れるのは初めて。
このブログに何回か書きましたが、旧フェスティバルホールで開催された大阪国際フェスティバルで3年連続合唱指揮を担当しました。僕にとっては大変貴重な経験で、今の自分の大きな糧となっています。
懐かしい思いとともに新しくなったフェスティバルホールに足を踏み入れましたが、以前の荘重な佇まいと品の良さはしっかり受け継がれていました。音響はかなり良いと感じました。
昨日のコンサートは「大阪芸術大学プロムナードコンサート2014」でした。
大阪芸術大学が毎年この時期に開催している恒例のコンサートですが、今回は今年度から同大学の教授に就任した大友直人さんの披露コンサートという名目でした。メインの曲目は
昨年9月に名古屋初演で僕が合唱指揮を担当した、冨田勲さんの『イーハトーヴ交響曲』。ヴァーチャルシンガーの初音ミクをソリストに迎えて話題となった大曲です。行かないわけにはいかないでしょう。冨田さんも大友さんもお変わりなくて何より。
大阪芸術大学の演奏は若いという一言に尽きます。それはそれで良いんじゃないかな。若い時は若い時にしかできない、若い時にしか許されない演奏をすればよろしい。
それにしても、大阪芸術大学出身で活躍しているアーティストの多いことに驚きました。学生たちもそんな先輩を見習って、羽ばたいてほしい。