4月に入ってしばしば、夕方前にジョギングがウォーキングを1時間ほどしている。
先日結婚したから「幸せ太りだ」なんて言われるが、そんなんじゃない。「編曲太り」だ。昨年末から空いている時間のほとんどを、それも寝る間も惜しんで編曲に費やした。今年の上半期は指揮者あるいは合唱指揮者としての仕事は少なく(上手い具合にその分編曲の仕事が多い)、スケジュールがそんなに埋まっていない。つまり、かなりの時間をコンピュータの前で過ごしたことにある。適度に運動してなんて考えていたが、締め切りに追われて、それどころじゃなかった。今冬は寒さが厳しかったので、億劫になったのもある。結局ほとんど出歩かず、基礎代謝は落ち、それに見合って食欲は落ちなかったから太った(笑)。これから適度に運動して、筋力トレーニングして、体を引き締めていこうと思ってます。
名古屋は今八重桜が見頃。しかし、僕の名古屋の住処の近くには八重桜があまりない。ジョギングコースになっている鶴舞公園も少ない。僕は八重桜の、果実がたわわに実った感じが好き。
混声合唱団スコラ カントールム ナゴヤ(SCN)は来年5月のザルツブルクでの演奏に向けてW.A.モーツァルトの『ドミニクス・ミサ曲』KV66の練習を開始。SCNは過去2回ドイツで演奏しましたが、天才モーツァルトの生誕地、ザルツブルクでモーツァルトの作品を歌いたいというのがここ数年の念願でした。しかし、なかなか前に進まず、諦めかけていたところ、モーツァルトが13歳の時にザルツブルクで書いた『ドミニクス・ミサ』をモーツァルトに縁のあるザルツブルクの教会のミサで演奏しないかというお誘いを頂き、念願がかなった次第。SCNと僕にとって大きな貴重な体験になるに違いありません!
『第九』のファクシミリと一緒に『ドミニクス・ミサ曲』のスコアが届き、昨日ざっと目を通しました。新しい楽譜を開くと、ときめきます。一体どんな音楽が書かれているのか? 良い作品です。改めて、モーツァルトの作品をまとめ上げる構成力がすごいと感心しました。
SCNはこのザルツブルクでの演奏を通してさらなる高みへと昇っていくでしょう! そこに行きついた時、SCNがどんな団になっているか、すごく楽しみだ!