今日からしばらく関西での仕事が続きます。そのほとんどが関西二期会の『コジ・ファン・トゥッテ』。
今日はまず昼過ぎから奈良県大和高田市で「ときめきの第九」の指導。今日から『第九』の経験者が合流しました。さて、今年はどんな『第九』を繰り広げてくれるのでしょうか? アルトが積極的でなかなか良い。その他のパートはこれからの頑張りに期待します(笑)。
『第九』の前プロ、佐藤眞作曲のカンタータ『土の歌』の練習が今日から始まりました。まずは終曲の『大地讃頌』から。こちらは歌詞が日本語とあって、自然に情感が込められ、最初からなかなか良い表現をされてます。当たり前ですよね、皆さん日本人なのですから(笑)。日本語と同じように、『第九』も情感が込められたら、言うことなし!
夜は大阪市内にある関西二期会の稽古場へ。僕は今日から立ち稽古に合流しました。いよいよという感じ。合唱は明日からの参加ですが、僕は副指揮者も兼任していますので、今日はマエストロ、園田隆一郎さんのアシスタント。明日、明後日は合唱指揮者として立ち稽古に立ち会い、明々後日は副指揮者として立ち稽古を指揮させてもらいます。
今日は第1幕の確認稽古。マエストロはイタリア語が完璧ですし、レチタティーヴォは自らキーボードを弾いて歌手の伴奏を付けます。すごい才能ですよ!
歌手たちも大熱演。『コジ』はどのキャストも歌う所が多く、歌詞の量が半端なく多い。しかも、技術的にも難しい上に、内容はドタバタ喜劇で結構動き回らなければならない。皆さん、実力をお持ちなので、これからもっともっと良くなって、楽しい舞台になるでしょう。