なかなかブログが更新できずにいます。ラブリーホールのオペラ『ドン・ジョヴァンニ』の編曲に追われておりましたが、ようやく終わりました。なかむらたかし、よくやりました! オペラを一本やるというのは大変だとつくづく思いますました。
さて、舞台のほうはといいますと、立ち稽古を重ね、粗通し稽古も2回行い、着々と進んでいます。付けられた立ち(演技)を自分のものにできるか。
いよいよ来週本番。最後の最後まで突き進みます!
今日は「ドキハキ第九」の合唱練習11回目。本番が迫ってきました。それに伴って、合唱団員の気持ちがさらに上がったと前回の練習で感じました。
今日は僕の指導でしたが、本番会場であるザ・シンフォニーホールでの練習でした。ザ・シンフォニーホールの指揮台に上がるのはこれが初めて。一応ザ・シンフォニーホール・デビューということで記念撮影(笑)。

客席を見ると、マエストロ寺岡清高さんのお姿が! この本番の打ち合わせのためにザ・シンフォニーホールにいらっしゃったとか。ということでマエストロが見守る中の練習となりました。
せっかく本番会場で練習できるので、パート毎に客席に行って、われわれの合唱がどのように響くかを聴いてもらいました。大きな空間を自分たちの声で満たすにはエネルギーがいります。しかし、力んだら駄目。力を気持ちとともに解放するのです。
回を重ねる毎にどんどん良くなっています。ほとんどの初心者の方が暗譜を完了しています。すごく努力されたことでしょう。それがドキハキ特別合唱団のエネルギーになっています。本番まであと半月ほど。僕の注意を自分の中で消化して表現できると、われわれの「ドキハキ第九」が完成します。もうひと頑張りです。
編曲の仕事が一段落ついたということで、久しぶりに練習後の飲み会、通称「反省をしない反省会」に参加しました(参加するために編曲を頑張ったのです)。同じ志を持った仲間たちと盃を交わしながら、語らうのは素晴らしい。楽しいひと時でした。参加された方々とお話しして、それぞれの思いをより強く感じることができました。その思いを存分に発揮できるよう、残りの練習に励みたいと思います。