日曜日はディファ有明にて‘REBELS’リングサイドスタッフでした。

吉祥寺の選手たちが軒並み好調な中、迎えたのはT−98選手のラジャダムナンスタジアム・ランキング査定試合。
本場のランカー相手とあって、試合前には見事なワイクーも披露してくれました。
結果は残念というべきドローでしたが、ムエタイゴリラのケンレンぶりが印象に残りました。

そしてメインイベントは、タイのトップ中のトップ・パコーン選手と日本人屈指のナックモエ・ヤスユキ選手の一戦です。
この試合でも、両選手による美しいワイクーが。
序盤から、力強い蹴りとともに得意の‘スイープ’とも表記されるコカしテクニックを仕掛けるパコーン選手でしたが4R、先にコカすことに成功したのはヤスユキ選手でした。
ここでは、技術を超えた無心の境地すら感じたものです。
しかし、そこから更にヨードムエの攻撃に凄みが増し、結果はパコーン選手の判定勝ち。
それにしても、自分がコーチなどの立場でいた場合以外で、これまで格闘技の試合で最も集中して観ざるを得なかった、至高の一戦でした。
時間を測り鐘を鳴らすだけではありますが、こんな試合に関わることが出来て光栄に思いました。

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