DOD FX82ベースコンプレッサー、お手入れの続きです。
CAIGの接点洗浄剤
接点の洗浄にはこれ、CAIGのスプレーです。
可変抵抗には「金」ジャック等の接点には「赤」を使います。
ガリのあるポットの中に「金」を吹き付けてシャフトを数十回往復させてやるとガリが取れます。
これでダメならポットは交換です。
検品シール
検品シールが4枚も。
担当者の皆さんはこれが今日本でフタを開けられているとは思っていないでしょう(笑)
外部電源ジャック穴
実用的では無いφ3.5mmミニフォンの外部電源ジャックはφ2.1×5.5mmのDCジャックに交換です。
まず元の穴をテーパーリーマーで広げてやります。
仮組み
DCジャックを仮止めして干渉が無い事を確認。
この改造は
過去に実績が有るのですが、念のためです。
DCジャックを配線します
元のミニフォンジャックはケースにマイナス側を導通させ配線を省略していました。
今回のDCジャックはセンターマイナスでケースとは絶縁させるので配線を一本追加しないといけません。
タクタイルスイッチはサンズアンプと同じ物ですね。
サンズアンプを修理する際に買った物が余っていますので、もし壊れてもそれが使えそうです。
取付完了
配線が出来たら一気に組み立てます。
しゃ、社長ッ!よそ様のお宅ですよっ!!
DODでも電池はエレハモ(笑)
完成です
ジャンク品の理由だったガリは洗浄剤で解消、破損していたノブも同型品に交換して完璧な仕上がりです!エッヘン!!
コンプレッサーとしては正直「可もなく不可もなく」です。
ぶっちゃけてしまえば、これを選んで使う理由は思い付かないです(汗)
後継モデルは「FX84 MILKBOX」なのですが、そちらはどんなだったのかな?と興味が湧きますが・・・こちらはまあ縁が有れば、と言う感じですね。