2019/11/22 22:16
「訃報」
ナレーター・声優の中村正さんが亡くなられました。
ソース
1966年放映開始、日本で大人気となった米国製の連続ドラマ「奥様は魔女」のオープニングを飾る「奥様の名前はサマンサ」から始まる名調子は知らない人は居ない位だったと言えるでしょう。
また、この名調子を真似た多くのパロディやオマージュでも故人が自らナレーションを当てている事が多いのも特徴かも知れません。
洋画の吹き替えでは「落ち着きのある壮年〜初老の男性。主人公のよき理解者」と言うポジションが当たり役で、それがドンピシャだったのが「ナイトライダー」のデボン・シャイアー(エドワード・マルヘアー)だったと思います。
「チャーリーズ・エンジェル」シリーズではチャーリー探偵事務所の代表者チャーリー・タウンゼント役でしたが「登場しても声だけで姿は視聴者にも見せない」と言うキャラクターを強く印象付けたのは故人の落ち着いた声と演技の賜物だったと思います。
個人的には「裸の銃を持つ男シリーズ」フランク・ドレビン警部(レスリー・ニールセン)の「大真面目なのに珍騒動を巻き起こす」役や、「オースティン・パワーズ」オースティンの父親、ナイジェル・パワーズ(マイケル・ケイン)の「上品で丁寧な口調で下品なセリフ」と言ったコメディがとても印象に残っています。
享年89歳、ご冥福をお祈り致します・・・合掌・・・
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投稿者:管理人
飛鳥天平さん>
>川上監督
まあアニメでは相当美化されていましたね(笑)
もし実在の選手や監督を全員模写でやったらコメディにしかならないと思いますが(苦笑)
故人の演技力は悪役でも如何無く発揮されていましたね。
改めて合掌・・・
投稿者:飛鳥天平
「巨人の星」の川上監督ですね。
ご本人の映像を後で観たら、全くの別人でビックリ。
洋画の吹き替えですと「サブウェイ・パニック」のブルー役(ロバート・ショウ)も印象的でした。富田耕生の演じるガーバー(ウォルター・マッソー)との丁々発止の心理戦が見どころの映画でした。
合掌