タイトル書いてから気付いたのですが、最近は据え置き電話でもコードレスがあたりまえなんじゃないかと(汗)
電話は携帯電話だけで、据え置きの固定電話は持っていないと言う方も多いようですし(でも信用が必要な契約等では固定電話が無いと契約できない事もあるそうです)
その電話線みたいな「カールコード」
ギターやベースからダラリと垂れ下がるクルクル巻きのケーブルは、古臭いロックが好きならば避けて通れないアイテムです。
・・・いや別に避けて通っても良いんですけどね(笑)
耐久性やノイズの面で不利だと言われる事も多いですし、昔よりはるかに改善されているとは言え実際その通りの部分もあるかも知れません。
でも見た目にこだわるならカールコードはマストアイテムだと思うのです。
かく言う私もカールコードを愛用しております。
YAMAHA GRC-700C
ヤマハブランドのカールコードです→
メーカー商品ページ
ヤマハは弦やピック等の消耗品からストラップと言ったアクセサリーも自社ブランドを持っています。
ケーブルもその例に漏れず、ヤマハブランドで販売しています。
もっとも、ケーブルその物の生産は専門メーカーだと思いますが、他社と全く違うデザインや機能を持たせていた事もあります。
70年代後半〜80年代中盤まで販売されていたヤマハのケーブルはチョコレートブラウンの太いシースで、標準フォンプラグはブラス削り出しの大きなハウジングから出ていると言う凝った物でした。
何よりもユニークだったのは片側のプラグがスイッチ内蔵プラグで、ジャックに接続していない状態ではミュートされると言う物でした。
実は使っていました(笑)
しかし数年で肝心のスイッチが壊れて音が出なくなり、普通のプラグに交換したと言うエピソードが(苦笑)
もとい。
今ヤマハが自社ブランドで販売しているモノラルフォンプラグの楽器用ケーブルには何とこのカールコードがラインナップされています、しかもケーブル色はパールホワイトのみ!
何で普通に黒とかじゃ無いんだろう(笑)
ちなみにヤマハのストレートケーブルは黒と紫の二色が用意されています。
いや、本当は白いカールコードなんて使う気無かったんですよ。
理由は実に下らなくて「自分の大嫌いな人が使っているから」と、ただそれだけ(笑)
でも「赤メタのBBにパールホワイトのカールコードって、もしかして似合うんじゃない?」と考えはじめたら「誰々が使っているからイヤ」なんてこだわりはどうでもいい気がしまして、BB424と一緒にお買い上げ(笑)
実は「オマケで付けたりとか出来ます?」とさりげなく(?)訊いてみたら「展示処分の超特価品なのでこれ以上のサービスは無理です」との事でした・・・すいません無粋な事訊いて(汗)
落とし込みのダイレクトマウントジャック
BB424のジャックはボディサイドに一段座グリを入れてのダイレクトマウントタイプ。
ボディサイドからの飛び出しが無いスッキリした見た目にされています。
ローコスト品なんだから手を抜いても良い部分なのですが(笑)この辺がこだわりポイントなのかな?
しかし・・・このタイプだと使えない形状のプラグが出て来ちゃうんだよなぁ。
安価なプレス製ハウジングのL型プラグ
写真撮影用に在庫部品から取り出しての撮影ですが(汗)
このタイプのプラグでは座グリの角にハウジングが干渉してしまい、プラグが最後まで入りません(汗)
今回のカールコードのL型プラグはまさにこのタイプのプラグなのです・・・
いや「ストレート側を使えばいいじゃん」と言われるのは判りますが、私は「ストレートプラグだと、万一の転倒時にプラグが折れる危険性がある」と思っていますので、ストレートしか使えない一部の例外を除き楽器側にはL型プラグを挿すのが私の流儀なのです。
ですのでプラグを交換する事にしました。
・・・いや、この干渉が無くても交換してただろうと思いますが(笑)
プラグ交換
アンフェノールと言うメーカーのプラグを使ってみました。
余裕たっぷりです
このアンフェノールのプラグ、当初は「安いから」と言う理由でキーボード/シンセ関係で何本か使ってみたところ好印象だった事と、L型プラグの首が長めである事から今回採用して見ました。
スイッチクラフト
G&H
なお、定番のスイッチクラフト製とG&H製のL型プラグでも問題は無いです。
で、このアンフェノール製プラグを付けたヤマハ製カールコードですが・・・この赤メタBB424にしか似合わなさそうです(笑)
以上、「みどり」専用ケーブルの顛末でした(笑)