前記事で紹介したタイプの超コンパクトエフェクターには必ず付いて廻る欠点が有ります。
それは超小型であるがため大変に座りが悪い事。
つまり、接続されているケーブルが動いたりするとそれに連れて動いて行ってしまうんですね。
足元をふと見るとエフェクターの位置が動いている事が当たり前に起きます。
また、これだけ小型化出来たのは電池内蔵を諦め電源は外部からの供給と割り切った為です。
正直、せっかく可搬性の高い小型サイズなのに電源を一緒に持ち歩かないといけないのは本末転倒と言う気もします(苦笑)
場合によってはエフェクターよりもACアダプターの方が嵩張って重いと言う事になってしまいます(苦笑)
しかし超コンパクトサイズのこれらの欠点は、複数をまとめて使用する際には問題にならなくなります。
むしろこの手の超コンパクトエフェクターは、複数をボード上に固定して運用する事で圧倒的な優位性を持つのではないかと思います。
配置を検討します
前回話題にしたXVIVE BASS SQUEEZERとMOOER BASS SWEEPER、それとTONE CITY FUXX FUZZの3台を板の上に配置します。
板は作業部屋に転がっていたパイン集成材の切れ端です、整理棚を作った時の余りですね。
接続順はちょっと悩みました。
BASS SQUEEZERはほぼ常時ONで使うので良いとして、オクターブファズとオートワウの順序をどうするか?
DCジャックの配置からファズ先頭としたのですが、良く考えてみると私の場合ファズとワウを同時に掛ける事は無さそうですので並び順はどっちでも良かったのです(笑)
ノコギリで切断
別に余剰スペースが有っても構わないのですが(笑)
やはりスマートにまとめたいので・・・と思いきや私は相変わらず鋸引きが下手クソです(汗)・・・まっすぐ切れないんだもんなぁ・・・
綺麗に仕上げました
ヨレヨレになっている切断面は、まずアラカンで荒削りをしてからサンダーで仕上げます。
この位まで仕上げておけばみっともなく見える事はないでしょう。
塗装しました
艶消し黒の缶スプレーで塗装しました。
板の断面部はアセテートテープを貼ってやります、これが有ると無いとでは見た目が全然違います。
・・・塗装後に仮置きした跡が残っています・・・どうせ見えなくなるんだからいいか(笑)
裏側
裏側の四隅には滑り止めシートを貼ってやります。
ネジ止めで固定です
額縁などの裏側に付いている吊り金具「豆カン」を分解した金具を使って固定します。
穴径が小さいのでステンレスのピンセットを差し込んで回し、裏蓋固定ネジが入る径まで無理矢理広げます。
(穴にテーパーリーマーが入りません・・・材質が柔らかい真鍮なので出来る乱暴な裏ワザです)
しかるのちエフェクターの裏蓋の固定ネジで共締めします、これで飛び出した側を板にネジ止めで固定する訳です。
このサイズのエフェクターなら固定は1台あたり2ヶ所で充分です。
また、金具は真鍮の地色そのままでも良いのですが、目立たなくなるよう艶消し黒の塗料を塗ってあります。
板へ固定するトラスネジも同様です。
完成です
全部点灯するような使い方はしませんが(笑)
高輝度の青色LEDは鬱陶しいなぁ(苦笑)
FUXX FUZZはクリアのノブ下にLEDが仕込まれています、シャレオツですね(笑)
電源ケーブルは出来合いの物だと余ってしまって見栄えが悪いので、DCプラグを使って作ってやりました。
エフェクター同士を接続するパッチケーブルはEBSの物です。
プラグ間のケーブル部がフラットになっているので場所を取りません。
今回はスイッチの位置を合わせて並べています。
とりあえず、自分のバンド「カミナリ親父」の次回リハから使ってみようと思います。
電源に関してはちょっと新たなアイデアがあるので、それはまたいずれ改めて記事に致します。