最近、記事にハンダゴテが出て来ないとお嘆きの諸兄へ(って、いるのか?(笑))
ハンダゴテはしょっちゅう使っていますが、記事にしていなかっただけなのです。
この画像は使い回し
先日、30年前に愛用していた事があるフェルナンデスBO-50を入手した際、当時使っていたエフェクターを並べてみた訳です。
(自作したディストーションはすでに無い為、同等の回路を持った物ですが)
30年とは言わないまでも結構な長期間使用していない物もあるし、ちょっと手直ししたい物も有るなぁ・・・と思ったが最後、止まらなくなりました(笑)
AMDEK FLK-100 フランジャー
高校生の頃に購入し製作したエフェクターキットです。
まあ、キットとは言っても基板は完成しているので配線と組み立てだけユーザーがやると言う、比較的簡単なキットでした。
DCジャックが時代遅れ
DCジャックが装備されているのは良いのですが、φ3.5mmのミニフォンジャックです。
当時、このジャックをDCジャックに使っていたのはMXR、DOD、JENなど海外のメーカーで、国内メーカーは殆ど内径φ2.1mmのバレルタイプDCジャックに統一されつつありました。
このミニフォンジャックだとプラグ先端のチップがプラス端子になります。
電源が入った状態でプラグを挿そうとすると筐体がマイナスなのでショートして火花が飛びます。
ACアダプタのコンセントが抜かれていても、コンデンサに残った電気が端子を近づけた時点で放電する可能性も大です。
この時もしアンプに繋がっていて音が出る状態になっていたら、とんでもない衝撃音を出してしまいますので危険なのです。
今後実用するなら、ここはφ2.1mmのDCジャックに交換しなければいけません。
分解清掃
分解して落書きを消します。
・・・落書きを消す際に「DC9V」の表記も消えてしまいました(汗)
リーマーで拡大
DCジャックの取付穴を拡大します。
基板との位置関係ですが、事前に採寸して干渉が無い事を確認しています。
もしここで干渉が発生していたら、単純にリーマーで拡大では済まなかったでしょう。
ミニフォンジャック撤去
基板直付けです。
端子が通る長穴を使って今回のDCジャックへ配線します。
しかし・・・
高校生じゃこんなもんか・・・
一応電気科だったんだけどなぁ(苦笑)
ちょっとハンダ下手ですね、これは30ン年前の自分を叱ってやらないといけません。
配線は全部やりなおしです。
あっという間に完成
貧相だった配線材はグレードアップです。
ペダル側にスイッチが内蔵されています
他に例を見ないユニークな構造と言えば聞こえは良いですが、後に顧みられていない特異な構造だとも言える訳です。
良く考えたと思いますが、これがどれだけ利点のある構造だったのかは疑問です・・・
スイッチ部だけ独立した部品になっている事で検品がしやすいとか、そんな所かなぁ?
ゆえに、完成品では無用な構造だから無くなってしまったと考えると納得かも。
組み立てたら完成!
実は4つのノブは非純正です。
30年前に常用していた頃、元々付いていたノブを1個紛失した事から交換したのですが、部品箱に残っている純正ノブは1つだけ・・・あと2つは何処に?
何かに流用したのだろうと思いますが、その流用先が思い出せません・・・
何か浮いてるな(笑)
見た目に「交換しました!」って判る雰囲気です(笑)
さて・・・こうなって来ると他の機材の気になる所にも手を付けたくなる訳でして・・・
予想通り(笑)大変な事になってしまっております(笑)現在進行形です(笑)
今回の顛末は何度かに分けて記事にして参りますので、乞うご期待!