今さら感が強いですが、
以前の投稿の続きです。
メーカー修理を中止し引き取ったエフェクターケースに全く違うエフェクターを内蔵しようと言う計画です。
回路はすでに完成
某社のキット物です。
まあ、正体としては「立東社 ロッキンF別冊 エフェクター自作&操作術'81」に掲載されている「ミニリングモジュレーター」と全く同じ回路(ICは現在入手可能な同等品に変更)にFET1石の原音ブレンド回路を付け加えた物。
意地の悪い言い方をすればパクリですが(笑)掲載元の回路自体が洋書の何かから持って来た物みたいですので、パクリのパクリです(笑)
もっとも、立東社はすでに在りませんし、権利関係が(あるとしても)どうなるのかは私には判りません。
なおこの回路、この時点で動作は確認出来ていまして、あとはケースに組み込むだけと言う状態だった訳です。
うーん、困った
しかし今のエレハモ、ナノシリーズはIN/OUTのジャック取り付けが特殊(?)でして。
基板実装で固定されたクリフのジャックをU溝に嵌め込んで、外側からナットを止める(ナットで固定されている訳では無い)と言う方法です。
この方法だと、基盤側で全部の配線を完了させてから組み込めるので工数削減に繋がります。
しかし今回のように基板が別になると、筐体にジャックがガッチリ固定出来ないと言う困った状況に。
ユニバーサル基板
そこでジャックは短冊状に切ったユニバーサル基板に固定してやる事にしました。
こんな感じ
配線も基盤側に接続出来るので一石二鳥です。
DCジャック仮組み
DCジャックも基板実装で、筐体にはジャックの樹脂部が嵌る角穴が開いています。
(赤い汚れは電源仕様を刻んだ赤いダイモテープを剥がした跡です、この後アルコールで拭き取っています)
その角穴に汎用のDCジャックが丁度収まります。
少し角が見えてしまうのはご愛嬌と言う事で・・・
スイッチや各種ジャックと言った部品を筺体に仮組みしたら、基板を組み込んでみます。
これが意外に上手くいかないんだな・・・(汗)
と言う訳で
次回につづく!