エフェクターを使う際にこだわっているのが「出来る限り電池を使いたい」です。
電池を使う最大のメリットは「電源がノイズ源になる事が無い」です。
交流100Vから直流9Vを取り出すACアダプターは確かに便利です。
消耗品である電池に比べたらランニングコストが桁違いですし、交換時期を気にする事や交換の手間も一切有りません。
しかし、交流電源由来のノイズに悩まされる事が多々有るのです。
酷い時には「ブーーーーーン」と鳴りっぱなし。
ノイズが乗っていないと思っても、録音して電池使用の音と比べて見たら微かなノイズがハッキリ判ったり。
大抵の場合、この手のノイズは「気になりだすと止まらなくなる」と言う傾向が有り、精神衛生上非常によろしくないと思っております。
で、先に挙げた「出来るだけ電池使用」と言う思想になっている訳です。
しかし電池は消耗品、特に角型9Vのアルカリ電池だと1個500円位してしまいます。
出来れば出費は抑えたいのが人情と言う物です。
それで思い付いたのが「充電式パワーサプライを作ろう」でした。
製作記
その1 その2
結論から言えば、これは大成功で今現在も使用しています。
心配されていた電池の持ちも全く問題無く、製作して以来4年以上経ちますが充電したのは数える程度です(実は数えていないのに(笑))
これに味をしめて18Vエフェクター用にも
充電式バッテリーパックを作ったりもしています。
そしてついに時代が私に追い付きました!(笑)
エレクトロハーモニクス!!
その名も「POWER TANK」です⇒
メーカーサイト商品ページ
リチウムイオンポリマー二次電池を使い、筺体サイズは幅209×奥行44×高さ30(単位はmm)とかなりスリム。
このサイズならエフェクトボードの一辺に沿ってスマートに収まりそうです。
重量も461gとコンパクトエフェクター1台分程度なので、ボードが無駄に重くなったりする事も無さそう。
フル充電に要するのが2.5時間と速いので、リハーサル後に電池が心配になっても本番までの間に充電すれば安心でしょう。
でも「TANK」って名前が付いているのに、社長のマイク・マシューズ翁がT34-85と一緒に写った肖像が使われていないのは残念ですが(笑)
これは他メーカーも追従する予感がします。
※商品画像はメーカーサイトの画像を参考目的で転載しました。
それ以外の意図は一切ございません、御了承下さい。