今季アニメ作品を何作品か観て、今季の継続視聴は「有頂天家族」と「銀の匙」の2本に絞りました。
ネタバレはありません。
「有頂天家族」
キャラクターデザインにちょっとクセが有りますが、まあそれは個性と言う事で。
舞台は京都で、どこかで見た事の有る商店街だなぁ・・・と思っていたら「たまこまーけっと」の「うさぎ山商店街」そのまんま!
うさぎ山商店街がモデルにした「出町枡形商店街」がロケーションになっているんですね。
近隣の風景は「けいおん!」でも見た事の有る雰囲気も。
でも京都アニメーションの制作ではありません(笑)
非常に日本的なファンタジー物と言う趣きです。
「銀の匙」
先日亡くなられた内海賢二氏の遺作となった作品です。
北海道は帯広に有ると言う大蝦夷農業高等学校を舞台にした青春グラフティ物です。
主人公は札幌の進学校から「全寮制である」と言う理由だけでこの学校に進学したとの事。
他のクラスメイトは家業を継ぐなどの明確な目的を持っていますが、彼だけが目的が見えません。
この辺で主人公が何を見つけて行くのか、非常に興味が有ります。
ヒロインが馬に乗って登場するシーンはシルエットで表現され、それが「北斗の拳」拳王ラオウと愛馬黒王号を連想させる演出に。
そのラオウこそ、内海賢二氏の代表的な役で有る訳です。
多分、製作時は何て事の無いパロディ的悪戯心からのシーンだったと思います。
その時はまさか亡くなられるとは思っていなかっただろうと・・・改めて合掌・・・
ところで劇中に出て来た「タマゴかけごはん」
ひょっとして食べ方に地域差があるのかなぁ?
劇中ではご飯の上に玉子を直接乗せ、しょうゆを掛けてかき混ぜると言う手順。
ウチでは別のお椀で先にタマゴをかき混ぜてからしょうゆを垂らし、ご飯に掛けます。
その際、盛ったご飯の真ん中を掻いて穴を開け、掛けたタマゴがこぼれないようにするのが作法です。
その他、何作品か見た中には期待していた物もあったのですが、残念ながら私の好みに合いませんでした。
正直「生理的にこれはダメ」となってしまった作品が複数有ったのも事実です。
「犬とハサミは使いよう」「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」「ステラ女学院高等科C3部」残念でした。