「琴浦さん」第11話です。
以降ネタバレそのもの、未見の方は見ちゃダメ!
御舟部長襲撃の瞬間、室戸君がギリギリで間に合いますが犯人の三段警棒をモロに喰らい、病院送りに。
これでまた琴浦さんが自責の念に駆られて逃げ出してしまいます。
今度は森谷が動きました。
真鍋君の自宅に押しかけ、経緯を明かした後ついに想いを告白するのですが・・・瞬殺で撃沈。
まあ、これは仕方ないかな?
ある意味では、真鍋君が持っていたわだかまりを吐き出すきっかけにもなったようですし。
この間、琴浦さんは女刑事月野の家に。
以降文字色反転。
連続傷害事件の犯人は月野でした。
しかもどうやら俗に言う「二重人格」の様子。
普段の女刑事とは別の、粗野な男性的人格が現れた時に「ストレス解消」として事件を起こしていたと。
女刑事モードの月野から聞いた「学生時代は体ばかり大きくて気が小さく、それでいじめられていた」「柔道を始めたらかなり強くなったが、今度はそれで怖がられてしまった」「それで結局、友達が出来なかった」
と言う話で琴浦さんはシンパシーを感じていた訳ですが・・・
その「弱い月野」の裏返し的な「暴力的な月野」の人格が現れ、今度は琴浦さんを襲います。
曰く「目障りなバケモノのくせに友達がいる」と言う言い掛かりレベルの妬みが動機。
しかし今度は真鍋君が間に合います(でもプロが振るう三段警棒を腕で受けたらタダじゃすまないだろ!)
すぐにESP研のメンバーも間に合って・・・琴浦さんの呼びかけに月野の人格が再度入れ替わります。
どうやらここで女刑事モードの月野は事実を知った様子で、自ら上司の刑事(ヤマさん)の元へ出頭し自供するのですが・・・
月野が犯人と言う予想はしていましたが、正直とても後味が悪い結末に思えます。
そもそもこれって「解離性同一性障害」だよね?
この場合の証言って、証拠能力が有るのかなぁ?
「自分の中に居るもう一人の人格がやりました」って言って、それが証言になる?
いや、まず精神鑑定に掛けられるだろうなぁ・・・
責任能力は有るとしても、証言が証拠として認められなければ立件は出来ないんじゃないかな?
と言う事は、逮捕しても起訴が出来ないと言う可能性も大か?
次回はついに最終回!
どうやら琴浦母の出番も有るみたいですよ!
そう言えば、先日この琴浦母を演じているお姉ちゃんこと井上喜久子さんのライヴがありまして。
MC(と言うか、トークタイムだな)で琴浦母に関して「ちょっと酷いお母さんだよねー」と。
本人も一児の母で、娘さんはちょうど琴浦さんと同世代(この春から高校生)です。
その目線があるからあの演技が出来ているのかな?
「親としてこんな事絶対に子供に言えない」と言うイメージを起点にしてキャラを作っているのかも?なんて思いました。