切り札を2枚続けて切ったら、最後の1枚を切ってアガリです(笑)
バイク物コミック、今回を持ちまして最終回とします。
その最終回に紹介するのは、こちらです!
バイキッズ!/神塚ときお・全2巻
風駆少女組!/神塚ときお・全4巻
今まで紹介した作品と全く違う傾向の作品ですね(笑)
内容的には・・・基本的には、バイクの良い部分&楽しい部分を抽出して登場人物は女の子ばかりにした、いろいろな意味で非常に偏った作品です(笑)
作者の好み(笑)で、2作品とも主人公は幼児体型+無邪気な性格です。
と言うか、これ主人公は同じ名前でして(姓は違う)同一キャラの焼き直しだと思います。
脇役もほぼ同じ配置ですし、リメイク作品と解釈しています。
これはバイキッズをリセットして風駆少女組で描き直そうとしたのでしょう。
まあ、いずれにせよ深く考えずに「ああ、女の子がバイクに乗ってるのは夢があって良い画ヅラだなぁ」と思いながら読むのが良いでしょう(苦笑)
登場するバイクは、バイキッズでは実在するバイク+実在しないカスタム車。
主人公が乗るホンダのモトコンポを思わせるフォルムのバイクは、ロータリーエンジン(マツダ製?)を搭載していると言う設定で、ニトロまで搭載しています(汗)
風駆少女組は殆どがカスタム車・・・現実には有り得ない「折りたたみ式の翼を展開して滑空出来る」と言う特殊車両が主人公の愛車だったりします。
ちなみにバイキッズと言うタイトルは、間違いから付けられたタイトルだそうです。
作者が学生時代に運営していたバイクサークルがBI-KIDS・ビキッズと言う名前で、それを新連載作品のタイトルに付けたところ編集者が読み方を知らず「バイキッズ」とルビを振って予告した事でタイトルが変わってしまったとの事です(笑)
現在は健康上の理由から雑誌への連載作品などは持たずに執筆活動をしているそうです。
「ゴーカイ一家は今日も行く」「バイクランド」等、初期の短編集も持っている筈ですが、どこに仕舞ったのやら・・・