「けいおん!!」第25話、観ました。
以降ネタバレ有り、未見の方はご注意。
あ、↑のタイトル「せんざい」は宣伝材料→略して「宣材」の事ね(笑)
今回は番外編でした。
予告を見た時にすっかり「唯たちの卒業後」のエピソードだと思い込んでいましたが、時間軸としてはさかのぼり。
唯の髪型が「調髪に失敗して前髪を切ってしまった状態」だった事から21話と22話の間、卒アル写真を撮影した後あたりのようです。
アバンの「楽器に制服を着せる」と言うアイデアは間違い無く唯のアイデアだろうな(笑)
その後の展開にコミックス2巻冒頭のカラーページのネタ「新入生勧誘ビデオの製作」を使って来ました。
あれ?原作ではムギが律にメガホンで叩かれてるぞ。
ムギ×律のエピソードで律は叩くのを躊躇していたのに・・・
その辺を考慮してか、このアニメ版では律が叩くのはさわちゃんだけにされていました。
で、結局この時に製作された映像は澪が公開を拒否してクッキー缶に仕舞って封印したのですが、それを梓が見つけてさわちゃんの元へ持って行き、見てしまうと言う流れ。
封印しても簡単に持ち出せるんじゃ意味無いよな(笑)
映像を処分するのに一番確実な「物理的破壊」を選択しなかったのは何でだろう?
もしかしたら澪は「嫌がっている自分を見られるのが好き」なのか?(笑)
そう言う性癖、嫌いじゃないです(笑)
で、来年度の勧誘用として新たに映像を撮ろうという事になるのですが・・・
3年組から出て来るアイデアはどこか脱線気味で、キチンとした勧誘用の宣伝材料を作りたい梓がことごとく拒否。
律が「それなら梓がアイデアを出せ」と対案を要求、あたりまえですね。
しかし、いざ考えてみるとなかなか良いアイデアが出ない梓は憂と純に相談します。
この相談がきっかけでアイデアがまとまり、一気に梓は映像の脚本を書き出します。
文字通り「三人寄れば文殊の知恵」だった訳ですね。
アイデアとしては軽音部の日常と部外の人たちへのインタビュー、学園祭での演奏シーンで構成すると言う形。
撮影には憂と純がお手伝いで参加。
純は映研から照明などを借りて来て照明担当、憂がカメラ(さわちゃんの私物の様子)で撮影担当。
日常の撮影では唯が妙な「芸人魂」を発揮して、澪に勉強を教えるフリをすると言う「普段では有り得ない行動」を(笑)
これをズームして撮影してしまう憂が・・・(笑)
屋上で楽器を並べ、最後のシーンを夕日の中で撮影するのですが「ここで演奏するのか?」と思いました。
さわちゃんもそう思った様子でした。
部外でのインタビュー映像も撮影しますが、バレー部所属のクラスメイトがちゃっかりバレー部への勧誘をしてみたり(笑)
酒屋の娘が「軽音」と「軽四」を引っ掛けたダジャレを披露したり(笑)
オカルト研の「軽音部は桜高のオーパーツ」って謎発言とか(笑)
律がやりたがっていた「顔を隠して怪しい宣伝」のような自作自演も(笑)
しまいにゃ一文字さんのおばあちゃんにまでインタビューを(笑)
ひそかに感心したのはジャズ研の生徒のコメント。
軽音部の事を認めていると言う感じのコメントでした。
私の偏見&先入観だと、ジャズ研の人って軽音系を格下に見ているイメージがあるのです。
いや・・・こう言う偏見を持っている私のほうがダメだな(汗)反省反省・・・
で、撮った映像はさわちゃんが編集。
衣装製作(今回も何かキワドイ衣装を製作して来ましたが却下(笑))が得意なさわちゃん、どうやら映像の編集作業も得意な様子。
完成した映像は完璧な出来で部員一同は大いに感心するのですが、最後のシーンに「ネコ耳あずにゃん」を挿入(笑)
澪に続いて、今度は梓が「完成したDVDディスクを封印」してしまいます。
3年組に促されて、ラストシーンの撮り直しをするのですが・・・結局「あずにゃん」になってしまうと言うオチ。
さて・・・
屋上での演奏と言うと、どうしても思い出してしまうのがTHE BEATLES。
ドキュメント映画「LET IT BE」の為、アップルレコード社屋の屋上で予告一切無しで突然始められた演奏は、THE BEATLESのメンバーが全員揃っての演奏としては最後でした。
(平日の昼間、オフィス街の中にある社屋だった為に警察沙汰になったと言うエピソードも)
もしかしたら、これのオマージュなのかな?と一瞬思ったのですが・・・ちょっと残念。
当て振りでもいいから、演奏シーンにして欲しかったなぁ・・・と思いました。
次回がいよいよ第2期ラストエピソードです。
どうやら軽音部の面々がさわちゃんの自宅を訪問するオリジナルストーリーの様子。
・・・演奏シーンは意地でも出さないつもりか・・・うーん。