今日は関東地方NHK1chで、デザイナー三宅一生をゲストとしたデザイン力を取り上げた番組を放映していました。
クローズアップ現代で取り上げた、世界に向けたデザイン戦略です。海外では国家プロジェクトでデザイン戦略を取り上げているが、日本はどんなものだろうと問題定義をしていました。
国内の現役デザイナーのメッセージも取り上げられており、一頃に比べよい方向を向いてきたとは感じました。
しかし私はここで考えます。どのような優れたデザイナーが生まれても、組織としてのデザインセンターが発足したとしても、一番肝心なのは一般庶民の受け止め方なのだと思っています。
私は職業人としてデザイン制作活動を経験してきました。これと言った仕事をしたわけでもなく平凡な一デザイナーでした。
しかしその仕事の合間に何時も考えていたのは、なぜ大衆は自分の考えるデザインを解ってくれないのだろうと。
決して個性的な、優れたといわれる外観をアピールしようとしたのではありません。ごく日常での大切な要素をおさえた基本的な考え方に付いてでした。
そこでこの歳になり、本当に地味な活動を始めようと決心したのです。このブログの内容は、あくまでも専門的技術ではなく日常生活の向上に役立つ要素をご紹介しているつもりです。その中で微力な啓蒙活動が出来たらと願っていました。
F'Trackのほかのブログはどうでもよいのです。
このブログだけはどうしてもアクセス数を伸ばしたいと日頃から念願しています。

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