2013/12/2

「頑張る」を考える。  気になる記事
先ごろ、ヤクルトスワルーズの宮本選手が引退しました。
元々守備では定評のあった選手だが、社会人野球を経て
プロ入り後も、グングン力を付けた彼はチームにとって
無くてはならない存在となり、気が付けば2000本安打と、
輝かしい野球人生を実現しました。

そんな彼がとあるラジオ番組で語った、心に刻まれた
名言として、大学時代での師からの教えであると
語っていました。

既に大学リーグでの優勝争いから脱落していた、
ため怠慢となった練習を見た監督が怒りを露わにし、
選手全員に反省文のレポート提出を求めました。

宮本選手もまた、思う所があり熱く書き上げたそうです。

しかし、監督は一蹴…
「お前のレポートは全て言い訳だ!」

これを機に宮本選手は「頑張る」と言うことがどう言う
ことかを自ら悟り、後の大成へと繋がったと語って
おりました。

私自身、思い起こせば高校時代に過ごした空手に置いて、
当時は高校2年の県大会、相手は優勝候補No1、更に
3年生。163cmの私に対し相手は178cm、私の低めからの
中段突きに対し、リーチのある彼の上段突きはカウンターと
なって、私の左目に突き刺さりました。

1本目はこの攻撃による相手側の反則で私が1本先取、
俄然、チームは沸きますが、片方の目がやられた私は
正直、戦意喪失、せめても引き分けを望んだチームの声も
むなしく、あっけない敗退となりました。

実はこれが自分への言い訳だと言うことが後から
判りました。

片目が見えない… 涙がボロボロ出る…

これらは全て言い訳です。

つまりは「負けても仕方がない」怯えからくる言い訳でした。

そして、3年目の夏、今度は国体予選でした。
相手はまたしても身長差のある巨漢。
それも兵庫県警の猛者でした。

1本目、フェイントを掛けて一気に相手の懐へ中段突き、
しかし、一年前と同様、リーチのあるカウンターが決まった。

[やった!反則1本だっ!]私は心でそう確信したが、
社会人国体ルールそんな甘くない。 相手、上段が
認められ、私はむしろ窮地に追い込まれた。

2本目が始まる、とっさに見上げた彼は誇らしげに体を
大きく広げ、構えていた。

その瞬間、私は[勝てる]と思いました。

試合前の静寂の時にワザと目を落し、戦意喪失している
ふうに見せかけ、「始め!」と共に一気に攻め込んで
行けば、相手はあっけに取られたようで、正に
作戦勝ちでした。

話はされましたが、人はどれだけ「頑張れる」のでしょうか。

人として、経験を積むことで確かに知識や力量はUPしますが、
その過程が本当に頑張れる人は私の推測で、「頑張れない人」の
最低限1.5倍の能力を発揮できると確信しております。

では何故頑張れないのか?

それこそが「良い訳」です。 最大は「苦手」と言う言い訳。

「年だがら」「時代が変わった」「単価が厳しいから」
「天候が良くないから」等々…

安易に考えると人は問題点を先送りにします。
だから、常に問題に悩まされるのです。

対して出来る人は問題から、先に解決して行きます。

加えて言えば「問題は現場で起こっているんだ!」と、
怒鳴る前に問題が起こりにくい環境を作ることが先決です。

今の世の中、「頑張り過ぎないで」と、良く言われますが
私が思うに、段取りが悪く、非効率である方がむしろ、
ストレスになっているのが現実ではないでしょうか。

最後になりますが、「頑張る」は日々の仕事の中で、
逃げない自分、つまりは「良い訳をしない」=強い人間です。

理想で言うなれば30代でこの一皮を剥けたらと思います。

人はただ年を重ねてしまったら、今更他人に教えや学ぶことすら
遠ざけてしまいます。

昔、巨人の長島は「プレッシャーはエネルギーだ!」と語りました。

そしてライバルもまたそう。

強くなれ!強くなれ!

だから「良い訳をしない」自分に強くなれ!

昭和を生きた左官の名工が嘆きます。
「昔の職人は一服と言えば本当に一服=ひと時 だった。」
それが今やお3時の休憩、悲しきかな今や休憩を待ち望み、その
前からペースダウンしている。

私は考える、「頑張る」=その[頑張り方]も秘策になる。
ONとOFFをしっかりと使い分けることが出来れば競争力にも
なります。

「頑張る」こそが日本のエネルギーです。





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タグ: 建設 職人 技能

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