特定の店を否定するような記事なので、なるべくぼかして書きます。
もしそのお店がどこかわかったとしても、コメント欄で書かないで
いただきたいです。
大学の頃によく行ったラーメン店があるのです。
最初はただ、住んでたアパートの近くにあったからという理由で行ってました。
当時はそこまで思い入れを感じてませんでしたが、卒業しその地を離れると
時々「ああ、アレ食べたいな」と、フッと思うようになりました。
1年に1回ぐらいのペースで行ってましたが、数年前からでしょうか。
書くのはツラいが、「落ちてきているな」と感じるようになりました。
味はいいんです。そこまで変わってない。全然落ちてない。
サービス的な面というか、コスト的な面がね、どうもよろしくない。
大学時代も別に良いという店ではなかったが、全然悪くもない。普通でした。
普通に、値段相応のものを出してもらえればそれでいいんだけどね、
ここ数年はそれがどうもおかしい。
まずサービス面。申し訳ないがネギが苦手なもので、ネギ抜きで注文をします。
以前はちゃんと抜いてくれてたのですが、ここ3回は3連続で抜き忘れている。
客が自分1人だけという状態でもネギを抜いてくれない。
こちらからの注文は確実にしている、向こうもちゃんと聞いているように感じる。
忘れているというのではなく、面倒だから抜かない。
客の注文を無視していつも通りに作る、そんな感じ。
そしてコスト面。値段は全般的に普通なのだが、物足りなさがすごい。
普通のラーメン(580円ぐらい)で、素ラーメンギリギリの具の少なさ。
気のせいかもしれないが、麺の量もここ数年で少なくなっているように感じる。
複数のトッピングを増量したデラックス的なラーメン(980円ぐらい)にして、
ようやく普通のラーメン店の、普通のラーメンの具の量になるぐらいなのである。
おかしいなとは思いながらも行ってしまうのは、大学のころの思い出補正なのだろう。
いかんせん? 味はいいから許せていたのだ。
この店。実は新潟市に姉妹店がある。
それはずいぶん前から知っていたが、姉妹店にはあえて行かないようにしていた。
「この町の店だからこそ!」という、勝手な神格化をしていたのだろう。
でも、さすがに最近のあの店はダメだ。
だから姉妹店に行ってみた。
姉妹店。ちゃんとしてるじゃんか!!
ダメなのは全店じゃない。やっぱりあの町の店だけがおかしかったのだ。
デラックス的メニューで差は歴然だった。
値段はまったく同じ。
姉妹店はチャーシュー7枚ほど(で、ちゃんと美味い)とコーン山盛り。
あの町の店はチャーシュー2枚(しかもしょぼい)とコーンほどほど。
姉妹店の方は麺も常識的な量だったし、ちゃんとネギ抜いてくれた(笑)。
店は狭いながらも接客態度も素晴らしく、文句はまったく無しだ。
見限る時が来たようだ。
あの町の店が姉妹店に勝てるのは、駐車場の停めやすさしかない。
あれが食べたくなったら、新潟市の姉妹店に行く。そっちが近いし。
あの町に行きたくなったら、他の店に行けばいい。
思い入れのある店はまだまだあるから。