年賀状の準備が終わりました。今年のデザインは自信作〜。
そしてカウンターがもうすぐで10万になりそう。いつの間に。
前回の記事が「マジメなこと書きそうな題名なのに内容はゴルゴ」
という なかなかにふざけた内容だったのと、
Puzzleカテゴリの書き込みが10月以降なかったので
今日はちょいマジメな内容で書いてみますよ。
プロのパズル作家を目指す人に読んでほしいですね。
趣味作家の方ならそこまで難しく考えなくても大丈夫ですよ。
参考程度に読んでもらうだけでかまいません。
いつだったか、某所でこんな話題が出ました。
「パズルって簡単に作れるの?」
ワタシの自論は「簡単に作れます」です。
ただし・・・、そう、「ただし」が付いて説明が続きます。
パズルは誰でも簡単に作れるものです。
ただし、商業ベースのパズルとなると話は別です。
「答えが1通りである」&「ちゃんと解ける」という大前提をクリアしてるのは当然。
暗黙のルールもクリアしてる必要があります。
例えば「(日本語の)クロスワードは黒マスがタテヨコに連続しない」など。
(何か意図があればタテヨコの連続はアリだと思います)
「暗黙のルール?」と思ったプロパズル作家志望のアナタ、
ぜひ自分で調べて考えてください。
じゃあ大前提と暗黙のルールさえ守れてればOKなのか?
たしかに最低限の条件を満たしたパズルさえ作れば、それなりのギャラはもらえます。
そこへプラスアルファをどう加えるかがパズル作家の腕の見せ所。
「奇麗な解き筋」「解けた後の爽快感」「見た目の美しさ」
など、挙げれば色々な要素があります。
パズルの中に個性やドラマを織り込むことができる人が
「良質なパズル作家」であるとワタシは考えます。
「パズルを作ってお金がもらえるなんて、簡単でオイシイ仕事だなぁ」
と思ってる人へ。ハッキリいいます。
そういう人はプロ作家には向いてません。早々に淘汰されるでしょう。
つまり、
「パズルは簡単に作れる。しかし金になるパズルを作るのは難しい」
ということ。
これからプロのパズル作家を目指す人に改めて聞きたい。
「あなたのパズルはお金になる品質ですか?」
「あなたの個性をパズルで表現できますか?」
パズル作りは皆さんが思う以上に奥が深いです。
駄作を大量に安売りするような作家が増えないことを祈るのみです。
・・・って年末の夜中になんでマジメなこと書いてるんだ(汗)。
寝ようっと(現在AM3:50)。