
↑こう並べると「恋人選び」みたいですね。古いな(汗)。若い人は知らないっつーの。
ある時、こんなことを考えた。
焼きそばの具といえば? そう、キャベツ。
野菜炒めの具といえば? そう、キャベツ。
ということは、
(焼きそば)−(麺)=キャベツ
すなわち、
(焼きそば)−(麺)=野菜炒め
だよなぁ。
「よし、カップ焼きそばに入ってるかやくで野菜炒めを作ろう!」と思ったのが7月。
商品のセレクトだが、大手メーカー8社を選んだ。
各社の商品の中で一番有名(と思われる)商品を購入。
同じ会社の商品だと、商品は違うが具だけ同じこともあるので各社1品に限定。
そして焼きそばを食べる食べる。
フタをあけて、かやくの袋を取り出し別に保存して、麺のみで食べる食べる。
ある日「明星・一平ちゃん」を買おうと商品を手にした時、
ジャンクフードマニアの本能が働いた。
「ん? 一平ちゃんは振るとやたらガサガサ言うなぁ。あ! そうだ!」
カップラーメンに詳しい人なら気が付いたと思いますが、
一平ちゃんノーマルサイズは具のキャベツが袋に別になっておらず、
麺の上にそのままかかっているのです。これは「日清・UFO」も同じ。
「でも一平ちゃんの大盛りは別だったような...」と別の店で探すと、その通り!
作り方の注意書きに「かやくの袋を取り出して」とあるから間違いない。
ちなみに今のバージョンの大盛りは別袋にはなってません。
しかし「UFO」、いや、日清の焼きそばはどれも別袋ではないんですね。
色んな店を回って焼きそばを探しまくった結果得たムダ知識。
だから「UFO」は最後に食べることに。

最後の「UFO」を食べた翌日に野菜炒めプロジェクトを決行したが
一応、念のため「UFO」の具だけはラップで包んで保存。
そんなこんなで集めたかやく8種。右下が「UFO」。

容器にあけます。おお〜、ワクワク。ジャンクフードバカの血が騒ぐ!
そしてお湯を注ぐ! ふやかす時間はもちろん3分。愛用のラーメン砂時計で計測。

お湯でもどしているとにおいがただよう。
あのキャベツを煮たようなにおい。当たり前か(汗)。
しかしワタシはあのキャベツを煮たにおいが苦手なのであった!
うーむ...、徐々にイヤ〜な気分になってくる。
3分経ったのでザルでお湯を切る。

あー、写真だと上手く伝わらないなぁ。実は結構な量があります。
いざ調理!
しかし苦手なにおいがするので、予定外の調味料「にんにく」を登板させることに。

ゴマ油多めで、にんにくもプラスしてなんとかにおいをごまかしながら炒める。
テフロン加工のフライパンでなく中華鍋を使用。こういうところはこだわる。
かやくをお湯でもどす前まではワクワクだったのに、徐々にブルーになる(笑)。
ああー、もうすぐできちゃうよ...。あんまり食べたくないなぁ。

野菜炒め定食 完成!
スープはもちろんバゴーン付属のスープ。こういうところはこだわる。
いただきまーす!
う、うーむ...、予想通り美味しくない(苦笑)。
ラーメン屋で出すような野菜炒めよりは量は少ないのだが、なかなか減らない。
少ないのに多い!(謎) 実際の見た目よりは結構量が多かったです。
中身がギッシリつまってる感じですね。
あー、美味くないなぁ。ごはんがないと食べられません。
キャベツが美味しくないせいで際立っているのかもしれませんが、
時々発見するイカや肉がなぜか美味い! 心のオアシス!
なかなか減らず、半分もいかないところで飽きがきてしまったので

焼肉のタレとマヨネーズで味をごまかす作戦に。これによりなんとか完食。
いやー、1ヶ月近くかけて準備して、できあがったものが美味しくないとヘコみますね。
野菜を食べてるのに不健康な気分になる野菜炒めなんて初めて食べました。
もうやらねー。 ではいつものフレーズを。
カップ焼きそばはそのまま食え!
カップ焼きそばの麺と具のバランスの重要さを実感した夏でした。