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2006/6/13

2004.3/29:(追記)『再建のロードマップ』  2004年
僕が知るかぎりの『再建のロードマップ』と事実経緯。

当初からある"13億円の負債"は、
現在の西宮浜に新しい倉庫を建ててからのものであり、
震災後の修復、再建も含まれる。

2002年1月の「内部告発」は、大勢の方がご存じなので省略する。

その後、取引の3割を占めていた『雪印』の倒産。
ジワジワと畜産業界以外の取引まで引き上げていった。
その内訳は複雑だが、暗黙の内に営業不振に追い込まれてゆく。
追い打ちをかけたのが、
同年11月の"国土交通省"からの、倉庫業法違反による営業停止勧告。
※"農水省"からではない。
牛肉偽装時に於ける伝票の偽証が、その理由。
「政・官・財」共だっての"見せしめ"であった。

その間、大阪・高槻で"辻本清美議員、秘書給与詐取疑惑"による
補欠選挙に、水谷社長出馬。
「内部告発者保護法」の設立を訴えてのことだが、落選。
※しかし「内部告発者保護法」は、
 「公益通報者保護法」となり、その後、急きょ制定される。

2002年末、「一時廃業」を決意。
従業員を解雇。余力のある内にできるだけの手当を出すことと、
手続き上、失業保険の出せる状態でとの判断からだった。
従業員の中には再出発をする者と、
「1年以内に再建する」という水谷社長の言葉に、
アルバイトなどで待機状態に入る者に分かれた。

『再建ロードマップ』始動。

2003年5月。電気代滞納により倉庫及び事務所・兼、住居の送電停止。

『西宮冷蔵を再建する会』発足。
実は、再建のプログラムが"投資"ではなく"カンパ"に頼ることになったのは、
この『再建する会』の動きにある。
事実、大口の支援・投資家が現れなかったこともあるが、
「廃業」の報道が流れた当初から全国から"カンパ"があり、
その管理を全て『再建する会』に委託。
"投資"による配当と、"カンパ"をしてくれた支援者の扱いに差が生じることから
「カンパのみで再建」、長期戦を覚悟する。

講演活動などもあったのだが、当面の生活費が無い。
この『西宮冷蔵』の内部告発をドキュメントした本があり、
※『内部告発』今西憲之(鹿砦社)
その出版社も支援者であることから、
「在庫を自由に売ってもらっていい」ということで、
一番、活動を見てもらえる場所として
「大阪・梅田、曾根崎陸橋」にて
長男・甲太郎君との露店が9月末からはじまる。
※僕はここで水谷さんと出会いました。
雨の日以外、半日、陸橋に座り込んだ。
僕も何度か一緒にその場に居たが、誰一人、声をかけてもらえず、
一冊も売れない日もあった。
年の瀬。気温6℃の寒風の中、
"カンパ"をくれた人に対して、お礼の手紙を書きながら佇む
水谷さんの姿が印象的だった。

2003年末、『週間新潮』『週間文春』でこの事が記事になり、
2004年1月のテレ朝『スーパーモーニング』での報道まで、
陸橋での活動は、全く世間には知らされていなかった。
反して、テレ朝の報道からあっという間に"カンパ"が目標額に到達。
改めてメディアの力と怖さを感じる。

2003年師走。
僕は水谷さんが一番"独り"で居る時をご一緒することができた。
二人だけの忘年会で、事務所の大掃除から、夜は飲み明かした。

豪快な人でパフォーマンスも巧い。
再建目標金額の「800万円」は、
3ヶ月で業務を軌道に乗せる間の従業員への賃金と、
運転資金として計算されている。
それらは『再建する会』から支払われることになっていて、
水谷さんの手元には、
露店の時、直接、募金箱に入った金額と、現金で届いたカンパ、
これも『再建する会』から入る最低限の生活費だけである。

マスコミのカメラの前で水谷さんは必ずふざける。
わざと茶化す。
送電再開の日も、
伸ばしてきた髪と髭を、散髪屋で切るイベントを作っておきながら、
芝居じみた仕草で、困らせる。
メディアはそんな部分をばっさり切って"美談"として作り上げる。
それすらも利用し、牽制する。
メディアとも戦う姿が見える。

でも、この日がどんなに大きかったか、
なにより帰ってきた従緊ニ員のみなさんの顔を見ていれば分かる。

それだけに、水谷社長は孤高である。
僕は、しっかり見ていようと思う。

   *

情報を疑ってても仕方ない。
ただ唯一、自分がその情報を見たことも、
また、それが情報に過ぎないことも
知っていよう。
そして、心が動いたら
会いに行こう。
いつだって当事者である。
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