来期のプリキュアは新シリーズ突入です。
その名は
「フレッシュプリキュア!!」
いったいどの辺りがフレッシュなのかどうかわかりませんが・・・。
さて、フレッシュプリキュアは3人編成だそうです。
追加メンバーがあるかどうかは、わかりませんけど。
(プリキュアシリーズで途中追加のメンバーは無し)
3人の出会いはいったいどんなものになるのか!?
極秘に入手した情報によると・・。
夜。
タクシーに乗っているミユキだが、思わぬアクシデントで足止めを食らっていた。
運転手「あれれッ!?止まっちまった!どうなっちまったんだ?おっかしいなあ・・・。」
ガソリンの残量は十分あるのだが、エンジンが全く動かない。
四葉学園まであと3キロの地点。
タクシーの料金メーターは3333円。
タクシーの運転手が休憩中に読んでいたであろう本『三銃士』。
そして・・・。
フォンフォンフォンフォンフォンフォン!!
けたたましいサイレンの音がミユキの鼓膜を刺激する。
それもそのはず、やってきた救急車の数は、3台なのだから。
救急車から救急隊員が飛び出す。
「急いで!心肺が停止している!こいつは強盗で、警官に足を狙撃され、ビルの6階から飛び降りた!」
「こいつは暴走族だ!何を思ったのか高速道路を逆走して分離帯に突っ込んだ!全身を打っている!」
「こっちは麻薬中毒だ!何を注入したのかは知らんがショック状態だ!血圧が45を下回った!」
それぞれの救急隊員が患者を応急処置を施しながら、口を揃えた。
「少なくともドクターが3人以上は必要だ!」
喧騒の中で、ミユキはふと足元に視線をやった。
そこには3枚のコインが落ちてあった。
何気なくそれを拾おうとした、まさにその時。
ガシィッ!と背後から伸びた手に顎をつかまれた。
「てめーら!後ろに下がってろオオオオオオオッ!」
「麻薬中毒が目を覚ましているぞォーッ!」
ミユキの首筋に冷たいハサミを突きつけられている。
麻薬中毒者は激高する。
「銃も抜いてるんじゃネエエエエエエエエエエエ!!関係ねえだろオオオオオ!!ムカツクぜエエエエッ!!コイツの首にハサミを突き刺す事に決めたアアア!!」
それとは対照的にミユキは恐ろしいまでに冷静だ。
「・・・この夜空にさっき流れ星を見た・・・3つだった。」
「はぁ?」
人質の突飛な発言で呆気に取られる麻薬中毒者。
「3つ。確かに3つながれたんだ。」
さらにミユキはこう続けた。
君はどこから来た?
自分達が「何者」か知っているのか?
プリキュアシリーズ
第6部
「石作りの海〜ストーンオーシャン」
今度のプリキュア達は天国を目指す・・・。

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