ビルボードというライブハウスに初めて行ってきた。
元々ブルーノートだった所がビルボードになったらしいけどブルーノートにも行ったことが無いので何がどう変わったのかは分からない。
ただ話に聞いてた通り、かなりオサレ〜な空間でした。
そんなオサレなハウスにガチのメタル戦士である三人(ニャカヤマ、マスターF!)が乗り込む訳で、かなり尖った集団に見られていたと思う。
俺は柄にも無く襟の付いたシャツで完全武装してきたからまだ良かったが、ニャカヤマがヨレヨレの
M・ジョーダントレーナーで
下がメイデンシャツという余りにも無防備なフォーマルで挑んできたのには恐れいった。やはりメタラーとしての業の深さが違う。
ウェイトレスのようなホールスタッフ(勿論全員スーツ)に案内されテーブルに着く。スタンディングエリアなどは勿論無く、席は全てテーブル付き。
それはいいんだけどオレンジジュースやハイネケンが一杯\800って・・・・・いや、まあちょっとしたバーとかでなら普通の値段だけどライブハウスでだと何故か強烈に高く感じてしまう。ポテトが\800だと!?
山盛りポテトフライは\299(税込み)と相場は決まってるだろ!ふざけるな!(サービスの内容から考えると、どう考えてもまともな値段です)
周りから漂ってくるチキンの余りにジューシー香りに心揺らぐも、ぐっと堪える。
まあ開演が9時からだったので近所の安い居酒屋で先に補給は済ましてた。刺身はスーパーで買ったほうがまだましというクオリティー、最後に食べたビッグコロッケが一番うまかった。
で、何のライブを見に行ったのかというとWETTON&DOWNSというエイジアのVoとKeyの人達がやってるユニットでアルバムも何枚か出してるらしい。
普通なら見に行かないけど、とあるルートからチケットが格安で入手したので、まあ興味が無い訳でも無いので行くことに。
エイジアのナンバーも何曲かやってた。やはり客の反応もいい。みんな好きなんだ。
U.Kの曲をやったのはちょっとビビったけどバックバンドの演奏もタイトで最高でした・・・・・
DOWNSを除いては(汗)余りの酷さに一同大爆笑。そんな難しいパートじゃないし(笑)再結成エイジアの演奏がかなり危なっかしいという噂の元凶は彼なのかもしれない。
WETTON御大はかなりの高齢にも関わらず声はよく出ていたしベースもタイトだった。真横から見ていたので下腹部のワイルドな弛み具合もしっかりと視認することが出来た。
でもまあ何より驚かされたのは、クリムゾンからは何の曲をするかという予想を居酒屋で話していて「スターレスはやって欲しいが絶対にないだろ」って言っていたら見事に予想を覆してやってくれました。しかも後半の狂気じみたインストパートまで完全再現(!)
これは素直に感動した。でもこの曲だけ他の曲(WETTON&DOWNSの曲もエイジア風の壮大なポップ調)とは明らかに異質な曲でしかもラスト付近に持ってきたもんだから、全てをスターレスの負の力が持ち去ってしまった形でライブが終了。
意外にも普通に楽しめた。でも正規の金額だと・・・・・多分いかんのかなぁ。

2